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2018年04月24日02:04

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当事者側の思うこと。

持病があると言えば面接は通らない。
治療費が掛かるので働かなくてはならない。
体調不良で退職したら、再就職は難しい。
私みたいに月に絶対働けない期間がある人間なんて、社会から弾かれるだけである。
私は私なりの働き方をしているからまだマシだけど、この女性の上司は、松葉づえついている障がいのある人間が必死に残業しているのを見て、なんて思ったんだろう。

そもそも仕事量をこなして欲しいなら、万全の体調と適度なリフレッシュとモチベーションの向上が必要で、ひたすら時間を押し付けるのは非効率的であるのに、なんでここまでめちゃくちゃな仕組みなんだろうね。

助けてと言えない気持ちはわかる。私も辞めたらホームレスになってしまうので最悪な環境で働いて、毎日窓の外を見て、ここから飛び降りたら嫌な事が終わるのかって思っていました。辞めようとか逃げようとか、それは正常な判断力を上司に奪われるまで扱き使われたら見えなくなってしまう。一度体験しないと、休んでいいとか逃げていいとか言われても、洗脳から抜け出せない状態は中々想像つかないでしょう。
無理しないでねって言われても、無理してる状態がデフォルトになっているので、それが客観的に明らかにおかしくても、普通に大丈夫と答えてしまう。
徐々に、無理のハードルが下がり続けて気付いたら死んでしまう。

障害があるとね、仕事探すの大変よ。仮に恵まれた職場に出会って、上司が体調を配慮してくれたとしても、「あの人は休める特別な人」って同僚からのいじめ。同僚に、私も休みたいのにずるいよねって言われないためには、ハンディキャップを隠すどころか、キャパオーバーの仕事量をしないと、障害を言い訳にしてる甘ったれという非難の目が集中して、居場所がなくなる。

どうしようもないとしか言えない。国や企業、そこら中に端から土下座して回って、辛い人に無理をさせないでくださいって言ったって変わらないでしょう。
国会議員は仕事中、中継に映っていようがお昼寝してるじゃないですか。寝る時間がない人達を実際見たことも会ったことも無いような人、誰に投票しようかなんて、私には決められない。田舎の付き合いで投票する近所の議員さんだって、私達庶民とは違って、大層優雅な生活をしていて。近所でも庶民とは世間話もしないから、どれだけ残業してるかも知らないでしょ。

ストライキするしかないのかね。した所で、ヘラヘラ生きてる奴らが「あれがないこれが出来ない」ってクレームの嵐か。
障害者雇用のパーセンテージを上げたって、過労死と自殺者と鬱病が増えるんじゃないかな。
私はハローワーク経由で障害者雇用の面接に一度行ったけど、二度と行くかと思って利用しなくなったよ。障害者雇用します!なんて仰ってても、実際は「バリバリ仕事できる手帳所持者が欲しい」としか思ってないんだからねー

八方塞がりの日本。身近な所からちょっとずつ変えようと活動はしているけど。
こういうニュースに可哀想だって言ってる人だって、いざ同僚が障害や病気を理由に出来ないとか休んだりしたら、多少のイラつきはあるでしょう。だって皆等しく、理不尽な働き方を強いられているんだから。のんびり許せるほど、他人の事を気遣えるような世界じゃない。みんな自分のことでいっぱいいっぱいだから。
それを責めるのもまた酷な話である。
助けてって言っていい場所、人なんて、そもそも存在しないから言えないに決まってるじゃない。

死亡職員「助けて」言えない人
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5083346
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