登場人物全てが「賢明」だった故の笑い話

まず、拳銃所持の警察官たち。
手荷物の奥底に拳銃をしまえば、他者に見られる可能性は下がる反面、
拳銃が荷物ごと他者に渡る危険性が増大する。
明らかに後者のリスクは比較不能な位高いから、肌身離さず持ち歩くという「賢明」な判断をした。

次に偶々拳銃に気づいた一般乗客。
その場で大騒ぎすれば、今回に限れば警官が身分証を出して決着したけれど、仮に警察以外の何かなら、最初の犠牲者になる可能性が高い。
故に「賢明」にもその場を離れて車掌に通報した。

更に通報を受けた乗務員。
拳銃所持者に自ら対応するのは危険と判断し、外部の警察に任せるという「賢明」な判断を行った。

最後に通報を受けた名古屋県警。
警官かも？とスルーせずに、「賢明」にもきっちり列車を止めて対応した。


あとは警察官達の所属元である大阪県警が「拳銃を持った警察官が乗車する」とJRに事前に通知できたなら、こんな騒ぎは起こらなかっだろうが、やはり捜査上の秘密保持とかも絡んで難しいのかもしれない。



■のぞみに「拳銃持った人」通報…実は私服警官、列車遅れ
(朝日新聞デジタル - 10月22日 13:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5342189