<以下、ネタバレあり。 要注意>
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『銀魂』<☆ × 3 >
人気&おなじみの俳優が出てきて楽屋オチ・ベロベロバーで笑いをとる、
典型的な福田雄一作品。
それに今更目くじら立てるのも野暮というものだが、
この手の作品が
「おもしろい」と評価され、
「集客力がある」という現状は
一映画ファンとして何とも悲しいものがある。
客層が見事に頭の悪そうな連中ばかりで笑ったけどね。
退屈はしないだろうが、
テレビで十分。
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『お前はまだグンマを知らない』<☆ × 1 >
間宮祥太朗の残念な顔芸が延々続くのがキツイし、
志も技術も情熱も低い連中が製作した
学生の自主映画並みのクオリティーな超駄作。
上映時間89分、体感3時間。
秘密のケンミンSHOWなら10分で見事にまとめてくれるし、
確実に100倍は面白い。
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『ハクソー・リッジ』< ☆ × 7>
前半の主人公の生い立ち〜入隊までがビックリするほど共感出来ない。
自分のイデオロギーを押し通す為に周りの迷惑ガン無視のサイコ野郎で
(常に半笑いなのもムカツク!)
どちらかというといじめる側に感情移入してしまうぐらい不愉快。
だが、後半それを帳消しにする悲惨でリアルな戦場描写の素晴らしさと
主人公の勇気ある活躍で帳消しにする。
その落差で気持ちがグラグラ。
なら、終りよければ、、、かというとそうでもなく
やっぱりこの人を純粋に”英雄”と呼ぶのは憚られる。
この人のおかげで助かった人もいるだろうが、
こいつのせいで死んだ人も相当数いるはず。
と、主人公への評価が定まらない複雑な読了感を味わえる作品かな。
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