重い誕生日

　今日は、午前中に相続税、午後に消費税の全国統一公開模試試験を受験することになっていたため、気分的に、ものすごく重かった。

　準備不足は重々承知してて、テストを受けること自体はどうでもいいのだが、採点されて、返却されるときに、先生と目が合う瞬間が痛くて、それがつらいのである（ならば、勉強せいよってか）。

　ホントに、学校へ逝きたくないという気持ちでいっぱいだったが、さすがに休むわけにも逝かず、また、今日受けないと明日のジムはお休みということになってしまうので、やむを得ず、家を出た。

　本当に重たかったのだが、池上線でテキストを読んでいると、目の前に座っている女性と生後間もない赤ちゃんがいるのに気づいた。お母さんはLINEに夢中で、赤ちゃんのことなど全くお構いなし。

　赤ちゃんは、周りのいろんなものに興味があるみたいで、キョロキョロしていたのだが、それを感じていると、目が合って、ニコニコ微笑むのである。

　一瞬で、それまでの重い雰囲気が飛んだね。すごいパワーだと思った。

　赤ちゃんが微笑むって、別に誰かに媚びをを売るわけでも無く、本能的なものなのだろうけど、その愛くるしさ、たまらない。

　志村けんばりのアイーンな顔をすると笑ってくれたりして、つくづく、いいなぁって思ったりしたのであった。

　そういう感じで、学校へ逝くまで、少し、いや、結構、気分は楽になって、勉強をすることができたのであった。

　で、今日は、池袋校へ行ってテストを受けたのだが、問題用紙を見て、完全にヤマが外れたのを見て、あらららって思った次第である。どうしようもなかった。できる限りのことは書いたが、100点満点中、30点も獲れていないと思う。

　ま、いいさ。

　本試験ではないし。まだ、2週間以上あるし。

　気分を切り替えて、明日から、また、がんばろうって思っている。

　夕食は、父の前の奥さんの兄さんの家でやっている肉牛業に関する肉を贈ってもらったものを食べ、五反田の内藤という店で買った、オーメドックのワインを飲んで、気分よく、食事をすることができた。

　もう、眠いぜ。

　今日は、早く寝て、明日から、また、勉強するぞ。