■山川啓介氏死去=作詞家「聖母たちのララバイ」、72歳
(時事通信社 - 07月26日 20:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4687559
数日前に作曲家の平尾昌晃氏が亡くなったかと思えば、今度は作詞家の山川啓介さんも亡くなってしまいました。昭和の音楽を作った方々の訃報が相次いで、非常に哀しく思います。
山川啓介さんと言えば、記事にあるように岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」、そしてゴダイゴの方の「銀河鉄道999」などの作詞が有名。野生の証明の主題歌である「戦士の休息」なんかも知ってる人は知ってますかね。阿久悠先生とはまた違った抒情的な歌詞が魅力でした。
アニソンや特撮ソングもたくさん作詞されていて、どれも作品に沿った分かりやすい詞を書いてくれています。ってゆ〜か、OPを聴けば作風が説明されているって言うね。上述の999の他に
・「♪どっちを向いても宇宙」のキャプテンフューチャー
・「♪一人一人は小さいけれど一つになればごらん、無敵さ」のバトルフィーバーJ
・「♪イーグルシャークパンサー」のサンバルカン
などなど。
そして忘れてはならないのが、メタルヒーローの主題歌ですね。初代のギャバンを筆頭にジャンパーソンまでのほとんどを作詞されています(メタルダーとソルブレイン以外)。この方がいなければ、
・若さ、若さってなんだ? → 振り向かないことさ(「諦めないことさ」でも可)
・あばよ涙、よろしく勇気
これらの歌詞は生まれなかったでしょうし、メタルヒーローも15年続いたかどうかも分かりません。個人的にはエクシードラフトの「増える傷跡が俺たちの勲章」もグッとくるものがありますね。
どんどん惜しい方々が亡くなっていくのに時代と寂しさを感じます。年を取ってから思うのですが、専門の作詞家が書いた詞と言うのは、歌に奥行きを持たせることが出来ると思います。言葉のつなぎ方とか、音の並びだとか。ただ、氏が手掛けた作詞の中では個人的にはこれらの楽曲よりももっと偉大なモノがあると思います。恐らく、アラフォーから下はほぼ100%通ってきているんじゃないかと。
・にこにこぷん
・ドレミファ・どーなっつ
・北風小僧の寒太郎
これがある意味山川作品の3トップかもしれません。
ログインしてコメントを確認・投稿する