mixiユーザー(id:25689764)
2017年09月22日00:11
162 view
旧作ＤＶＤ☆☆2017年(9月2回目)ＤＶＤ鑑賞会☆☆第25回㊽㊾
 |
 |
 |
9月某日！！
マイミクの皆さん！！
最近は秋らしくなってきましたね。
それでも毎日暑い暑いと言ってる私です。
（●＾o＾●）
マイミクさんと7月に関西に行った時に暑いのは当たり前でしたけど〜。。
11月に行った時も暑い暑い言ってました。
9月2回目の鑑賞会を実施しました。
私が鑑賞会の準備中に暑い暑いと言ってましたら〜。
メンバーのひとりに近所にサブウェイ出来て割引券有るから行ってみようとお誘い受けました。
そして、三枚目の写真のコーラフロート＆メロンソーダフロートを200円でゲットしました。
作品はマイミクさんのお勧め作品の「最後の誘惑」とメンバーお勧めの「未来世紀ブラジル」を観ました。
少しネタバレします。
☆☆最後の誘惑☆☆ (1988年・アメリカ・163分) ㊽
THE LAST TEMPTATION OF CHRIST
あらすじ
紀元前1世紀のパレスチナ。
神への到達を目指すナザレのイエスは、神からの啓示を待ちわびていたが、ユダの裏切りによりゴルゴダの丘で十字架にはりつけにされる。
そこでイエスは、生々しい幻覚を見るが……。
☆☆キャスト☆☆
原作：ニコス・カザンザキス
監督：マーティン・スコセッシ
脚本：ポール・シュレイダー
音楽：ピーター・ガブリエル
☆☆ウィレム・デフォー
（イエス）
・ハーヴェイ・カイテル（ユダ）
・ヴァーナ・ブルーム（聖母マリア）
・バーバラ・ハーシー（マグダラのマリア）
・ハリー・ディーン・スタントン（パウロ）
・デヴィッド・ボウイ（ピラト総督）
アンドレ・グレゴリー
・ジュリエット・ケイトン
ロバーツ・ブロッサム
アーヴィン・カーシュナー
ネヘミア・パーソフ
バリー・ミラー
ヴィクター・アルゴ
ゲイリー・バサラバ
ポール・ハーマン
他
ウィレム・デフォーがとにかくハマり役でした。
キリストの神秘性はよくわからないというのが本音ですけど〜。
本作は見応えがありました。
難解ながら、他のキリスト教関係の映画と比べるととてもわかりやすかったです。
イエス・キリストという人間の図式で、様々な苦悩と誘惑と戦うキリスト。。
他作品のキリスト関連作品では描かれない、キリストの描き方なので興味深かったです。
キリストを真正面から描こうとしている、スコセッシ監督の気合いが十二分に感じられます。
非常にイマジネーションが豊富な作品になってます。
映像面や音楽はかなり凝っています。
ローマ軍のピラトーがデヴィッド・ボウイです。
時代考証の正確さはあまりないのかもしれませんが、売春宿のシーンや結婚式シーンが、本来イエスとあまり関係のない所で、作りこんでいます。
２つの言葉の間に悪魔の誘惑に一度負け、あらためて悪魔を断ち切り神に仕えることでつなげてしまうというのはとても面白いですね。
神様はある意味、人間の考える整合性とか関係ない存在なのかも知れません。
本作では神はややこしいことをします。
☆☆評価☆☆
守護天使役だったローティーンの女の子（ジュリエット・ケイトン）は可愛く、セリフ回しがとてもいい感じでした。
イエスがメシアとしての自己を否定し、素のままの人間に戻ることを決断するシーンはクリスチャンの方はどう考えるのかしら
（★3）
友人1：ミュージカルもどきの「にぎやかしシーン」に時間を割きすぎのように私には思えました。（★2.5）
友人2：スコセッシ監督の作品とはことごとく相性が悪い私です。
本作は見応えもあって、大傑作だと思いました。（★5）
友人3：イエスが悪魔に誘惑されるというお話は問題作よね。（★2.9）
友人4：神の側か？人間の側か？その狭間で揺れ動くイエスとして描かれているのは斬新（★4）
友人5：守護天使を名乗っていた少女の正体が実は悪魔だったって意味不明。（★2）
本作は、後世に残していくべき傑作かも知れません。
キリスト教信者にとっては信じ難い作品でしょう。
興味のある未見の方は是非に〜。
☆☆未来世紀ブラジル (1985年・イギリス,アメリカ・143分）㊾
【原題：BRAZIL】
あらすじ
コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。
その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。
そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕させる結果を生み出すが……。
「12モンキーズ」のテリー・ギリアム監督による管理社会を痛烈に皮肉った、ファンタジックなSF近未来映画。
☆☆キャスト☆☆
監督：テリー・ギリアム
脚本：テリー・ギリアム、トム・ストッパード、チャールズ・マッケオン
音楽：マイケル・ケイメン
☆☆ジョナサン・プライス（サム・ローリー）
☆☆キム・グライスト（ジル・レイトン）
☆☆ロバート・デ・ニーロ（アーチボルド・ハリー・タトル）
☆☆イアン・ホルム（ミスター・カーツマン）
キャサリン・ヘルモンド
アイダ・ローリー
ボブ・ホスキンス
スプー
マイケル・パリン
ジャック・リント
イアン・リチャードソン
ミスター・ウォーレン
ピーター・ヴォーン
ミスター・ヘルプマン
ジム・ブロードベント
ドクター・ジャフェ
デリック・オコナー
チャールズ・マッケオン
シーラ・リード
ジャック・パーヴィス
ブライアン・プリングル
他
徹底した情報管理社会。
情報を管理するのは情報省。
ある日、その一室に一匹の虫が現れます。
叩き落とされた虫はタイプライターの上に落下。
タイプ中の容疑者リストの中の名前が「タトル（Ｔuttle)」から「バトル(Ｂuttle）」に変わってしまいます。
この出来事によって、波紋のように広がる、運命のいたずら。
バトル氏は犯罪とは全く無縁の人物。
彼を容疑者とみなす情報相の者たちはバトル家を急襲。
バトル氏を連れ去ります。
バトル家のすぐ上の階に住むトラックの運転手ジルは情報相に抗議。
所が、ジルは情報相に相手にもされません。
情報相に勤務するサム。
彼の唯一の楽しみは毎晩見る夢。
自らがヒーローに扮し、美女を救い出すというものです。
サムはその美女に恋心を抱いていました。
ある日、呼び出されて出勤してみると、抗議をしているジルの姿がサムの眼中に入ります。
その瞬間、サムは驚いてしまいます。
彼女は夢で見た美女その人だったのです。
サムは彼女に少しずつ接近しようとします。
そんな矢先に、ジルはテロリストの容疑者として情報相に目をつけられてしまいます。
彼女を信じるサムは彼女を守ろうと政府に反抗しますが。
本作で描かれる独特の怖さ。
それは管理社会の持つ怖さです。
バトル家を急襲し、バトル氏を連れ去るシーン。
実物のバトル氏が何者かであるのかよりも、書類の上で何者かであるのかが、より重大な判断材料とされてしまう、倒錯状況の社会。
現代の「管理社会」が抱える問題と矛盾を鋭くえぐる演出のうまさは脱帽もの。
ホラーではないのに、何故か怖くて仕方がないです。
テリー・ギリアム監督は、ファンタジー映画を撮らせれば右に出るものはない程優れた監督。
そして、独特の感性を持つ持ち主でもあります。
本作では、単なるエンターテインメント作にとどまらず、情報相によって管理された恐怖社会を題材にして物語を描いています。
そのメッセージ性は強く、見るものに深いメッセージを投げかけています。
圧倒的なビュジュアル。
レトロな美術。
社会、政府の描き方。
本作は、『時計じかけのオレンジ』を思い出しますね。
サム役のジョナサン・プライスは名演技。
純情で気が弱い男サムを見事に演じてます。
ロバート・デニーロが主人公を助けるテロリストの役で好演です。
テーマ曲でもあり作品名にもなっている『ブラジル』は思わず口ずさんでしまう名曲ですね。
ラストのオチの付け方は圧巻。
ラストの驚きと切なさと怖さが印象に残りました。
☆☆評価☆☆
情報管理社会の怖さを鋭くえぐっている映画でした。
我々に何か恐ろしいことを伝えようとしている内容でした。
流石は鬼才テリー・ギリアム監督です。（★4）初見
友人1：現代社会に生きている我々は見るべき映画だとつくづく思います。（★5）再見
友人2：ギリアムのこの映画には、モンティパイソンの頃の跡がかなり残ってる。
シーンごとが独立したコントであり、それをつなぎ合わせたように見える。（★3）再見
友人3：物語・映像・演出・音楽と全てが独特の素晴らしさを持っています。（★5）再見
友人4：メッセージ性がはっきりとしていて素晴らしいと思います。（★3.5）再見
友人5：これはＳＦ？それともファンタジー？でした。（★2.5）初見
独特のエンターテインメント作品です。
ラストが明かす現代社会とは・・・
興味のある未見の方は是非に〜。
☆☆次回作品！！
・スカーフェイス（1983年）
・ベンハー（1959年）
映画ってホントにいいものですね。
＼(^o^)／
マイミクの皆さん！！
最近は秋らしくなってきましたね。
それでも毎日暑い暑いと言ってる私です。
（●＾o＾●）
マイミクさんと7月に関西に行った時に暑いのは当たり前でしたけど〜。。
11月に行った時も暑い暑い言ってました。
9月2回目の鑑賞会を実施しました。
私が鑑賞会の準備中に暑い暑いと言ってましたら〜。
メンバーのひとりに近所にサブウェイ出来て割引券有るから行ってみようとお誘い受けました。
そして、三枚目の写真のコーラフロート＆メロンソーダフロートを200円でゲットしました。
作品はマイミクさんのお勧め作品の「最後の誘惑」とメンバーお勧めの「未来世紀ブラジル」を観ました。
少しネタバレします。
☆☆最後の誘惑☆☆ (1988年・アメリカ・163分) ㊽
THE LAST TEMPTATION OF CHRIST
あらすじ
紀元前1世紀のパレスチナ。
神への到達を目指すナザレのイエスは、神からの啓示を待ちわびていたが、ユダの裏切りによりゴルゴダの丘で十字架にはりつけにされる。
そこでイエスは、生々しい幻覚を見るが……。
☆☆キャスト☆☆
原作：ニコス・カザンザキス
監督：マーティン・スコセッシ
脚本：ポール・シュレイダー
音楽：ピーター・ガブリエル
☆☆ウィレム・デフォー
（イエス）
・ハーヴェイ・カイテル（ユダ）
・ヴァーナ・ブルーム（聖母マリア）
・バーバラ・ハーシー（マグダラのマリア）
・ハリー・ディーン・スタントン（パウロ）
・デヴィッド・ボウイ（ピラト総督）
アンドレ・グレゴリー
・ジュリエット・ケイトン
ロバーツ・ブロッサム
アーヴィン・カーシュナー
ネヘミア・パーソフ
バリー・ミラー
ヴィクター・アルゴ
ゲイリー・バサラバ
ポール・ハーマン
他
ウィレム・デフォーがとにかくハマり役でした。
キリストの神秘性はよくわからないというのが本音ですけど〜。
本作は見応えがありました。
難解ながら、他のキリスト教関係の映画と比べるととてもわかりやすかったです。
イエス・キリストという人間の図式で、様々な苦悩と誘惑と戦うキリスト。。
他作品のキリスト関連作品では描かれない、キリストの描き方なので興味深かったです。
キリストを真正面から描こうとしている、スコセッシ監督の気合いが十二分に感じられます。
非常にイマジネーションが豊富な作品になってます。
映像面や音楽はかなり凝っています。
ローマ軍のピラトーがデヴィッド・ボウイです。
時代考証の正確さはあまりないのかもしれませんが、売春宿のシーンや結婚式シーンが、本来イエスとあまり関係のない所で、作りこんでいます。
２つの言葉の間に悪魔の誘惑に一度負け、あらためて悪魔を断ち切り神に仕えることでつなげてしまうというのはとても面白いですね。
神様はある意味、人間の考える整合性とか関係ない存在なのかも知れません。
本作では神はややこしいことをします。
☆☆評価☆☆
守護天使役だったローティーンの女の子（ジュリエット・ケイトン）は可愛く、セリフ回しがとてもいい感じでした。
イエスがメシアとしての自己を否定し、素のままの人間に戻ることを決断するシーンはクリスチャンの方はどう考えるのかしら
（★3）
友人1：ミュージカルもどきの「にぎやかしシーン」に時間を割きすぎのように私には思えました。（★2.5）
友人2：スコセッシ監督の作品とはことごとく相性が悪い私です。
本作は見応えもあって、大傑作だと思いました。（★5）
友人3：イエスが悪魔に誘惑されるというお話は問題作よね。（★2.9）
友人4：神の側か？人間の側か？その狭間で揺れ動くイエスとして描かれているのは斬新（★4）
友人5：守護天使を名乗っていた少女の正体が実は悪魔だったって意味不明。（★2）
本作は、後世に残していくべき傑作かも知れません。
キリスト教信者にとっては信じ難い作品でしょう。
興味のある未見の方は是非に〜。
☆☆未来世紀ブラジル (1985年・イギリス,アメリカ・143分）㊾
【原題：BRAZIL】
あらすじ
コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。
その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。
そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕させる結果を生み出すが……。
「12モンキーズ」のテリー・ギリアム監督による管理社会を痛烈に皮肉った、ファンタジックなSF近未来映画。
☆☆キャスト☆☆
監督：テリー・ギリアム
脚本：テリー・ギリアム、トム・ストッパード、チャールズ・マッケオン
音楽：マイケル・ケイメン
☆☆ジョナサン・プライス（サム・ローリー）
☆☆キム・グライスト（ジル・レイトン）
☆☆ロバート・デ・ニーロ（アーチボルド・ハリー・タトル）
☆☆イアン・ホルム（ミスター・カーツマン）
キャサリン・ヘルモンド
アイダ・ローリー
ボブ・ホスキンス
スプー
マイケル・パリン
ジャック・リント
イアン・リチャードソン
ミスター・ウォーレン
ピーター・ヴォーン
ミスター・ヘルプマン
ジム・ブロードベント
ドクター・ジャフェ
デリック・オコナー
チャールズ・マッケオン
シーラ・リード
ジャック・パーヴィス
ブライアン・プリングル
他
徹底した情報管理社会。
情報を管理するのは情報省。
ある日、その一室に一匹の虫が現れます。
叩き落とされた虫はタイプライターの上に落下。
タイプ中の容疑者リストの中の名前が「タトル（Ｔuttle)」から「バトル(Ｂuttle）」に変わってしまいます。
この出来事によって、波紋のように広がる、運命のいたずら。
バトル氏は犯罪とは全く無縁の人物。
彼を容疑者とみなす情報相の者たちはバトル家を急襲。
バトル氏を連れ去ります。
バトル家のすぐ上の階に住むトラックの運転手ジルは情報相に抗議。
所が、ジルは情報相に相手にもされません。
情報相に勤務するサム。
彼の唯一の楽しみは毎晩見る夢。
自らがヒーローに扮し、美女を救い出すというものです。
サムはその美女に恋心を抱いていました。
ある日、呼び出されて出勤してみると、抗議をしているジルの姿がサムの眼中に入ります。
その瞬間、サムは驚いてしまいます。
彼女は夢で見た美女その人だったのです。
サムは彼女に少しずつ接近しようとします。
そんな矢先に、ジルはテロリストの容疑者として情報相に目をつけられてしまいます。
彼女を信じるサムは彼女を守ろうと政府に反抗しますが。
本作で描かれる独特の怖さ。
それは管理社会の持つ怖さです。
バトル家を急襲し、バトル氏を連れ去るシーン。
実物のバトル氏が何者かであるのかよりも、書類の上で何者かであるのかが、より重大な判断材料とされてしまう、倒錯状況の社会。
現代の「管理社会」が抱える問題と矛盾を鋭くえぐる演出のうまさは脱帽もの。
ホラーではないのに、何故か怖くて仕方がないです。
テリー・ギリアム監督は、ファンタジー映画を撮らせれば右に出るものはない程優れた監督。
そして、独特の感性を持つ持ち主でもあります。
本作では、単なるエンターテインメント作にとどまらず、情報相によって管理された恐怖社会を題材にして物語を描いています。
そのメッセージ性は強く、見るものに深いメッセージを投げかけています。
圧倒的なビュジュアル。
レトロな美術。
社会、政府の描き方。
本作は、『時計じかけのオレンジ』を思い出しますね。
サム役のジョナサン・プライスは名演技。
純情で気が弱い男サムを見事に演じてます。
ロバート・デニーロが主人公を助けるテロリストの役で好演です。
テーマ曲でもあり作品名にもなっている『ブラジル』は思わず口ずさんでしまう名曲ですね。
ラストのオチの付け方は圧巻。
ラストの驚きと切なさと怖さが印象に残りました。
☆☆評価☆☆
情報管理社会の怖さを鋭くえぐっている映画でした。
我々に何か恐ろしいことを伝えようとしている内容でした。
流石は鬼才テリー・ギリアム監督です。（★4）初見
友人1：現代社会に生きている我々は見るべき映画だとつくづく思います。（★5）再見
友人2：ギリアムのこの映画には、モンティパイソンの頃の跡がかなり残ってる。
シーンごとが独立したコントであり、それをつなぎ合わせたように見える。（★3）再見
友人3：物語・映像・演出・音楽と全てが独特の素晴らしさを持っています。（★5）再見
友人4：メッセージ性がはっきりとしていて素晴らしいと思います。（★3.5）再見
友人5：これはＳＦ？それともファンタジー？でした。（★2.5）初見
独特のエンターテインメント作品です。
ラストが明かす現代社会とは・・・
興味のある未見の方は是非に〜。
☆☆次回作品！！
・スカーフェイス（1983年）
・ベンハー（1959年）
映画ってホントにいいものですね。
＼(^o^)／
14
23
ログインしてコメントを確認・投稿する