例年と違い自分の名前で送らなかった
そろそろ渡してもよいのかと思ってしまった
だからではないだろうけど
未だ参加表明は2年前の指導部長だけだ
メールで送らなかったからかもしれない
メッセージアプリは簡単だけど個別に送らなければ意味は無いのかもしれない
こちらから一斉送信してしまうと
受け取った側も十把一絡げにされたように感じるのかもしれない
誰かが返事するまで様子を見ているだけならよい
迷惑メールやスパムの類として思われていないとも限らない
そもそも繋がりの無い人達と会するのを望んでない可能性もある
あの人がいるならと昨年までは辛うじて繋がれていた人達
新しい暮らしと日常の中で
追憶の旧交は美しいままに留めておくのもまた真理
新たな繋がりはその場限りとなってしまうのだろうか
逆に煩わしさすら伴うこともあるのだろう
折角の機会なら楽しいを共有出来ると嬉しい
出向いた場所で居場所を探すなんて馬鹿らしい
共有できるものが共感に変わってこそだ
灯台になりたいと望んだはずだった
期待は諦めからくると言われたこともある
人望は偏りを見せ縁は切れることなく続いてくれている
其処に在ることを示すしかないのだろう
遠くと近くを結ぶために
いつかと今を手繰り寄せたい
全て自分の為と解っていても消え去ることが出来ない
淡い夢は夢のままに
今年も残り2週間余り
うまい酒を酌み交わしたい
年賀状を書きながら思わず独り言ちてしまう
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