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2016年11月10日03:16

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2016-11-05〜06_阿武隈オフ2016秋湯岐温泉

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スタートは常陸大子。常磐線〜水郡線は時間が掛かる分、睡眠時間が確保できる。
天気予報は晴れだったが到着すると曇り。しかも寒い。
駅前のコンビニで大福を一つ食べてスタートする。
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まずは旧上岡小学校の前を通過し、北西へ進む。
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長閑な田園風景が続き雰囲気はいいのだが、なにしろ寒い。
緩やかに登っているのだが体はあまり温まらずしんどさを感じながら、大田原市に入る。
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進路を北へ切り返すと、雲巌寺という大きなお寺があったので立ち寄ってみる。立派なお寺で観光名所になっているようだ。
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静かな田舎道をゆるゆると標高を稼ぎつつ走る。
途中見掛けた唐辛子の畑が珍しかった。
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八溝山の頂上へと続く林道へ入ると勾配がきつくなってくるが、見晴らしも良くなってきて楽しい。
雲間から僅かに陽の光も差してきて、やっと体が温まってきた。
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頂上手前の広場で、オートバイの人たちが地図とにらめっこをしていた。どうやら真名畑八溝林道が通行止めで戻ってきたらしい。
話を聞くと崖崩れしているが自転車なら問題ないと言うので行ってみること。
最初はフラットなダートで非常に快適。紅葉も黄色がメインだが鮮やかだ。
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しばらく下って林道の中盤に近付くと次第に道がガレてくる。
おまけに所々溝が深く出来ていてそこに石や落ち葉が溜まって32cのタイヤでは走れない所も。
思った以上に荒れてハードだ。最初の崖崩れ地点は道ができていてオートバイでも通り抜けられそうだ。
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しばらく行くと雑草が増えてくる。ほとんど通る人がいないようだ。
次の崖崩れ地点は岩が積み重なって自転車なら担いでパスできるがオートバイだと無理そうだ。
重機を持ってくるのも大変そうだしこのまま廃道になっちゃうのかな?
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その先の通行止めの看板の先は再び走りやすいフラットダートに変わる。天気も良くなってきてダウンヒルを楽しめた。
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やっとのことで人里にでるとホッとした。少し予定より時間が押しているが、集合時間には充分間に合いそうだ。
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水郡線をまたぎ、コンビニで小休止。宿まではまだこれから少し登りになるので補給をしておく。
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目的地の湯岐温泉までの道のりも然る事ながら、温泉地の入り口の坂が今日一日で一番つらい登りだった。
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宿は一番奥の山形屋旅館。岩風呂は混浴(爺ちゃん婆ちゃんばかりだが)だ。
元は湯治宿らしく、我々五人が通されたのは離れみたいなった部屋で落ち着いた感じだ。
到着した順に温泉に入ったり、お酒を呑んだりしつつ夕食を待つ。
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夕食は軍鶏料理。かなり豪華な食事だった。
軍鶏は想像以上に鶏肉とは別物だった。野趣あふれる味わいと食感で、美味しいというより、旨いという言葉が似合うと思った。
食後も呑みながら歓談は続いたが、少し呑みすぎたようで何時寝たか記憶が曖昧だ。
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翌朝は酒も残らず快調。やはり睡眠をたっぷり取るのが良いのだろう。
朝食もご飯を大盛り二杯も平らげてしまった。
毎度の阿武隈オフと同じで三々五々出発する。
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細かいアップダウンが続く高萩への街道を進む。
街道とは言え山間の静かな道でのんびり走るにはもってこいだ。
前日と違い、朝から晴れて温かい。
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標高の高い辺りは紅葉も鮮やか。
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沢沿いの下りになるとやはり寒い。上着を着たり脱いだりしながら進む。
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竜神峡のある谷のひとつ東側の国道を南下。
少し交通量が増えてきた。
途中、玉簾の滝という看板が出ていたので寄ってみる。
モミジはまだ緑。紅葉した所も見てみたい。
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里川沿いに走り常陸太田まで来るとすっかり見慣れた茨城中部の風景になってくる。
常陸太田あたりでゴールする予定だったが、時間もまだ早いのでもう少し走ることに。
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那珂湊まで出て桔梗屋でマドレーヌをゲット。定休日だったがたまたま用事で店頭に出ていた所だったようで店を開けてくれた。
そういえば、お土産を買っていなかったので阪場製菓でイチゴダッペを買った。
どちらも甲乙つけがたい。
酒呑みだけど甘党なのでこちらの方へ来た時は買って帰るのが習慣になっている。
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帰りの電車内でのツマミを買おうと大洗にも足を伸ばすが、あんこう祭りの前の週のせいか、ウスヤが臨時休業だったり、ブロンズに列が出来ていなかったりと、人も少なく静かな雰囲気。
まあ、その分来週は凄いことになるんだろうな…
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帰りの電車は那珂湊コロッケとメンチで軽くビールを。
初日はハードだったが、温泉と旨い料理で癒されたし、二日目は程よいアップダウンで丁度良い感じのツーリングになった。
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