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2017年08月23日00:00

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夕張・千歳紀行23 特急〔はやぶさ30号〕グランクラス

 8月2日水曜日は、新函館北斗1617時発の3030B特急〔はやぶさ30号〕で本州へ戻りました。
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 車輛はE5系10両編成です。
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 往路は普通車だったんですが、復路は1000時打ちでグランクラス確保に成功していました。グランクラスとは、グリーン車よりも格上の特別車両で、旧国鉄の一等車、飛行機のファーストクラスに該当します。現在は東北・北海道新幹線と北陸新幹線のみに設けられていますが、来年から上越新幹線にも導入されるそうです。
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 北海道新幹線・東北新幹線の通し乗車割引や特急券割引が入るため、新函館北斗―東京間の特急・グランクラス料金は26720円でした。
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 グランクラスは最後尾の10号車で「一般人」の立ち入りは禁止されています。検札が無いままだったんですが、問題無いんでしょうかねえ??
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 E5系グランクラスは「特別な旅のひとときをあなたに -Exclusive Dream- 」をコンセプトに内装がデザインされ、日本デザイン振興会の2011年度グッドデザイン賞を受賞しています。窓の上には網棚の代わりに飛行機の様な蓋付ハットラックが設けられています。床敷物はウールカーペットです。
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 本革表地のシートは、人間工学に基づいてJR東日本と日立製作所・川崎重工業車両カンパニー・レカロが共同で開発した物を採用しています。シートピッチは1300mm・シート幅は520mmで、何れも日本国内の一般旅客向け座席としては最大級の寸法となり、日本航空の国内線ファーストクラスの座席とほぼ同等のスペックです。LED式の読書灯・電動レッグレスト・可動式の枕・モバイル機器用のコンセント等も備えられています。座席は最大45度まで倒せる電動リクライニング機構で、倒しても背後の客に影響が出ない特殊構造です。毛布・スリッパ・アイマスク・靴箆(クツベラ)等のアメニティグッズ、新聞や雑誌等も車内に用意されています。
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 さて、グランクラスの最大のメリットはアテンダントによる無料飲食サーヴィスがある点です。但し、運転区間が短い一部の列車ではアテンダントサーヴィスが実施されておらず、その分、料金が安くなっています。アテンダント付がグランクラスA、無しがグランクラスBと呼ばれています。
 先ずはおしぼりが出ました。
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 メニューです。
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 夕食にはちょっと早い時間でしたが、和軽食とコーヒー・おつまみ・茶菓子を頼んでみました。座席テーブルも大型でしっかりしています。
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 和軽食は普通の駅弁程度のヴォリュームがあり、味も満足出来ました。北海道新幹線はトンネルばかりで車内が暗いので手ぶれ写真になってしまいましたが…。
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 食後はワインです。
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 瓶にもグラスにもグランクラスのロゴマークが入っています。このマークは頭文字の「G」を象った物です。
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 茶菓子は富良野メロンのオリジナルパウンドケーキです。
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 おつまみは「七彩めぐり」と称するあられです。
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 勿論、緑茶もあります。
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 グランクラスの座席は18で、新函館北斗では10人程度しかいませんでしたが、新青森で大半の席が埋まり、盛岡で満席になりました。なお、運転士や車掌は新青森で交代しますが、アテンダントは新函館北斗―東京間を全てJR東日本の要員が務めます。
 大宮で半分くらいの乗客が降り、上野でも多少降りたので、東京駅まで乗ったのは5〜6人でした。
 列車は定刻通り2032時に東京駅へ到着、4時間余の快適な列車の旅は終わってしまいました…。
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《続く》
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