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2018年10月22日21:04

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ステンドグラスのこと

 今日は久々にステンドグラスの教室に顔を出した。郷里にずっといれば、製作もできるのだけれど、横浜に滞在している間はそうもいかない。ガラスの加工や接合には、専用の道具はもちろん、それなりの場所も必要だからだ。何しろワレモノを扱うわけで、油断するとすぐに破片が飛んで怪我をする。

 とはいえ、ステンドグラスに出くわすと、ついそれを凝視してしまうクセは染みついてしまっている。たとえば、今月5日は鎌倉の浄妙寺に行っていた。鎌倉五山の第五位で、足利直義の墓もある。この敷地内には、石窯ガーデンテラスというレストランがある。1922(大正11)年に、内務官僚でもあった犬塚勝太郎氏が境内の一部を購入してそこに洋館を建てた。それを寺が買い戻して、一部改装の上、レストランとして一般に開放しているのだけれど、その窓が一部、ステンドグラスになっていた。
 製作自体はそれほど難しいものではないけれど、使っているガラスはいいものだったし、構図も建物や風景にマッチするような作品だった。しげしげと眺めていたら、店員さんからも声をかけられて、少し説明も受けた。

 また、デパートではたまにステンドグラスの作品を展示、販売しているけれど、価格をみるとびっくりするくらい高い。もちろん、プロの作品だから値が張るのは当然かもしれないけれど、「このガラスでこれだけの値段するのか」と驚かされる。

 私自身も、いつかは自分で作ったステンドグラスを窓などに飾りたいと思うこともある。とはいえ、傾向としては伝統的なランプシェードよりも、立体的な作品、灯台や家を模したものや、ランタン風のランプみたいなものがいまは作りたい。ただ、それにはちゃんとデザインや設計もしないといけないし、手間もかかるから二の足を踏んでいる。

 でも、ハロウィンやクリスマスはステンドグラスとも相性のいいイベントなので、この時期は特に何か作りたいと思ってしまう。
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