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2017年10月09日09:32

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10/7(土)フィロソフィーのダンス@渋谷CLUB QUATTRO

フォト


4thワンマン・ライブ「Do The Strand Vol 4」
14:30 開場  15:00 開演  3,500円+ドリンク代500円

フィロソフィーのダンスは最高だ。
いつもそんな事を書いているけれども、この日のフィロのスは本当に何もかもが最高だった。
と同時に、まだまだ行ける、まだまだこんなものじゃない、とも感じさせてくれた。

フィロソフィーのダンスがいれば、似非ディーバの歌うなんちゃってR&Bや、昔の名前で出ています的な外タレなんていらない。
こんなにファンキーでソウルフルでグルーヴィーで、おまけにキュートでファンシーでちょっとファニーで、最高に魅力的で規格外なアイドルはいない。
そのうえ、色気まで感じさせてくれるようになってきた。

渋谷CLUB QUATTROに来るのは、2年前のEspecia以来になる。ステージに向かって右手の壁にスクリーンがセットされている。満員の場内、クアトロが狭く見える。
いつものようにファンクナンバーが流れる開演前。この日は割りと渋めな選曲だったように思う。
これ、知らない曲だったけど良かった。ごきげんな音楽に合わせて、気持ちをウォーミングアップ
●Archie Bell&The Drells/ Everybody Have A Good Time
https://youtu.be/1xY1BEMqxjQ
開演予定時刻を15分ほど過ぎた頃、マイケル・ジャクソンの「シェイク・ユア・ボディ」のところで音楽がストップ、いつものSEが流れてきた。
この出囃子がまた、いいんですよね。

フィロのスの4人が入場する。縦一列のフォーメーション。
あれ、見たことないぞ。と思っていたら、案の定新曲だった。
こりゃまたど真ん中のファンクナンバー。かっこいい、最高だ。昨年11月の初ワンマンでやはりオープニングに初披露された「アイドル・フィロソフィー」を思い出した。
Bメロを歌うおとはすが、ぴょんぴょんとお立ち台を移動していく。その姿を見ながらはらはらする自分。後で「よくお立ち台から落ちないでぴょんぴょん渡れたね」と言ったら、2回落ちたと言っていましたが(笑)。
2曲目で「すききらいアンチノミー」のイントロが聞こえてきた時、楽しすぎて笑ってしまった。でもねえ、そんなものはまだまだ序の口だったのですよ。
前半では、「アルゴリズムの海」〜「熱帯夜のように」〜「ミスティック・ラバー」の流れが良かった。「アルゴリズムの海」で、体の正面で棒をかき回すような振り付けがあるのだけど、そこでのあんぬちゃんのお腹が好きです。この日のあんぬちゃんは、おでこを出した「でこあんぬ」。一段とその姿に目を惹かれました。

「アイム・アフター・タイム」が終わって、ラーメンをすする動画を公開しているユーチューバー、SUSURUとのコラボ動画が映される。会場近くのラーメン屋でフィロのスの4人がラーメンを食べて食レポに挑戦するという企画。それぞれのキャラが出ていて楽しかった。前回ワンマンの際のインタビュー映像は冗長な感じがしたけれども、今回は全くそんな事を感じさせなかった。それにしても、おとはすって左利きだったのですね。なんてことだ、初めて知ったよ…(←それがどうした)。
そして、「はじめまして未来」のMV初公開。「ジャスト・メモリーズ」のMV制作のために募ったクラウド・ファンディングで、予定よりお金が集まったのでもう1本作ると言っていたのがこれだったのですね。コミカル調で面白い。ファミレスのウェイトレス姿の4人にハートが…そのうち公開されるでしょうから、乞うご期待!

さて、ステージに目を戻すと…ドラムセットらしきものが用意されているぞ!!
ここからはゲストでスミコさんというパーカショニストが加わった。「コモンセンス・バスターズ」ではコンガをメインに使ったと思ったら「VIVA運命」では力強いスティックさばきを見せる。サンバ歌謡みたいな「ニュー・アタラクシア」なんてもう最高だった。しかし、パーカッションが加わるだけで、こんなに音に彩り出るものなのか。こんなにグルーヴ増し増しになる
ものなのか。
https://twitter.com/rhythm_sumiko/status/916699250263601152

「ベスト・フォー」の最後のところでは4人全員がお立ち台に登って歌う。そう、全体的にお立ち台の使い方にも工夫がこらされていて、演出面でも進歩を感じた。「アイドル・フィロソフィー」でもみんな同時に立っていなかったっけ?
ライブも終盤、「DTF!」でぶちあがる。この曲、マリリが声を振り絞って歌う姿が大好き。

アンコールでは更にキーボードが加わる。紹介されたのは藤原マヒトさん。湯川潮音さんのライブでピアノやアコーディオンを弾いていた人ではないか。これは驚き。
パーカッションも控え目に入った「ジャスト・メモリーズ」も、これまでで一番だったと思う。曲の終盤、4人がコーラスをするところでフロアから一斉にサイリウムが照らされる。入場の時にファンの人が配っていたものです。おとはすが驚いた顔を見せ、涙ぐむ。でも、他の3人はクールで表情を変えていなかったように思う。
感動の余韻に浸る…いやいや、フィロのスはそんな甘っちょろい事を許してくれない。すかさず「ライク・ア・ゾンビ」が始まる。これまた、前回よりも生命力がグレードアップしたようなゾンビだった。
そして、何と間奏でメンバーがパーカッションの演奏に加わるというサプライズ。
マリリはカウベル。ハルちゃんは太鼓。あんぬちゃんはホイッスル。おとはすは…カスタネットだったかトライアングルだったかクラベスだったか、よく見えなかった。
最高潮に達したなか、無情にも曲が終わる。締めの挨拶もなく退場する4人。当然、沸き起こるダブルアンコールを求める声。でも、あと何の曲が残っているだろう。頭の中でやっていない曲を考えてみる。「プラトニック・パーティー」「好きだから好き」「告白はサマー」「ソバージュ・イマージュ」…うーん、どうするのだろう。また新曲か?

来月に発売されるアルバムジャケットのデザインがプリントされたTシャツ姿で出てきた4人。
後ろが見たいという声に応えてくるっと回るおとはす。
背中には何もプリントされていないのを見て「あー」とオタクたち。
「後ろが見たいって言うから見せたのに何で『あー』ってがっかりされなきゃいけないの」と、ぶちぎれるおとはす(笑)。
callmeとのツーマンの話になった時には「あんなに歌もダンスも完璧な神みたいな方たちとご一緒できるなんて、もうどうしましょう」みたいな発言をしたり、おとはすのオタク度全開なMCは最近どんどん切れ味を増している。

最後に披露されたのは、オープニングでもやった新曲「ダンス・ファウンダー」。ダンスの創始者みたいな意味合いなのかな。これが次のアルバムのリード曲になるのでしょう。

ライブ中、ハルちゃんが歌の途中で「踊ってる?」と問いかけたり、マリリが「踊れー」と煽ったり。
フィロのスのライブは、ミックスなどのヲタ芸はそれほどなく(皆無ではないが)「踊って楽しむ」事がポイントなのだと改めて気づく。
おとはすもこんな事を言っていた。(ニュアンスです)
「私たちの事を見てくれる人も増えてきて、私たちのライブは特に決まりごとはないのだけど、みんな色んな踊りかたをして楽しんでいるのがわかって、それがとても嬉しい」

自分は踊れる人間ではないが、踊れる音楽が大好きだ。
フィロのスにはもちろん決まった振り付けは付いているのだけど、その上に加味されたメンバーそれぞれの表現力が素晴らしいと、ステージを見ていていつも思う。
ワンマンのタイトル「Do The Strand」とは、とどのつまり「自分の踊りを踊れ」ということ。
メンバーがその哲学を体現し、オタクたちもそれを共有してひとりひとりそれぞれの楽しみ方で楽しむ。
ワンマンも4回を重ね、マンネリに陥るどころか、目指す理想に着実に近づいていると思う。

フィロソフィーのダンスのワンマンは、特別だ。
本当に本当に、とびきり楽しい2時間半だった。

とにかくこれを見てください
● ジャスト・メモリーズ
https://youtu.be/ndKSdzz7wXs

SE
1. ダンス・ファウンダー(新曲初披露)
2. すききらいアンチノミー
MC
3. はじめまして未来
4. オール・ウィー・ニード・イズ・ラブストーリー
5. 夏のクオリア
6. パラドックスがたりない
MC
7. アルゴリズムの海
8. 熱帯夜のように
9. ミスティック・ラバー
10. バッド・パラダイム
11. アイム・アフター・タイム
SUSURU TV(ラーメン食レポ)
はじめまして未来MV初披露
12. コモンセンス・バスターズ
13. VIVA運命
14. ニュー・アタラクシア
15. ベスト・フォー
MC
16. エポケー・チャンス
17. ドグマティック・ドラマティック
18. アイドル・フィロソフィー
19. DTF!
20. 好感度あげたい!
ビデオで重大発表(callmeとの東名阪ツアー)
アンコール
21.ジャスト・メモリーズ
22.ライク・ア・ゾンビ
ダブルアンコール
23.ダンス・ファウンダー

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