mixiユーザー(id:24194985)

2018年06月21日23:35

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突発的アーメン

地上へ上がると、まさかの土砂降り。

それまで小雨と侮った事を後悔しつつ、

再び地下通路に戻って、

そのまま目的地を目指したのですが、

道中、ビル地下に入っているコンビニから、

一人のサラリーマンが、

未開封を表す巻紙が誇らし気な、

買いたてホヤホヤの傘を持って出て来ました。

こういう事態に備えて置かれていて、

こういう事態こそ買うべきものなのに、

こういう事態になると買い難い、安価なビニール傘。

それを「だが俺は違うぜ!」と言わんが勢いで握りしめ、

堂々と歩を進める件のサラリーマン。

出来る男は違うんだな(泣)

そんな敗北感(ケチ臭い負い目)を噛み締めながら、

彼の後ろを歩くこと10分くらいでしょうか。

ちょうど1駅ぶん歩いたくらいのところで、

雨に濡れようとも地上へ出ねばならぬ時がやって参りました。

すると、偶然、そのサラリーマンも同じ階段へ。

なるほど。

持ちし者/持たざる者という現実を、

最後に突き付けられてしまうのか…Orz

なんて思いながら、

コツコツと階段を上がって行き、

いざ、地上への出口が見えた瞬間!

陽が差し、

青空が見え、

爽やかに湿った風が吹き抜けました。

なんというか…

あくまで主観が全てなのですけれど、

前方の"愕然"漂う背中が、

未だ目に焼き付いて離れません…(>_<)
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