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2016年08月26日20:13

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真の加害者は?

残念だ。二世俳優の呪縛から解き放たれようとしてい矢先に。何より犯罪は悪い。未遂とはいえ女性を傷付けたのも事実だ。しかし、なぜ高畑本人のバックグラウンドを理解しようとしないのだろう。二世である事の葛藤。子供の頃から普通とは言えない状態だったと母親も認めている。シングルマザーの元で育った男性は満たされない愛に不満を持っている。モデルとなる頼れる父親もおらず、母は仕事でそばにいない。そばにいなくても、必要な時に必要な助言やコミュニケーション、家族以外の大人との繋がりができれば問題は起こらないだろう。
この母親はできていたのだろうか。
高畑容疑者の事件前のストレス状態に視点を置こう。今までパッとしなかった仕事内容が急に多忙になってくる。休みがなくなる。体も悲鳴をあげる。仕事は遅刻せずに行っていたが、学生の頃は家庭内暴力や遅刻や休みが多かったと言われていた。学生の時に生活基盤は整っていなかったのだ。となると精神バランスはいっきに崩れていく。犯罪者が犯罪を犯す前には多大なストレスを抱えている。むしゃくしゃするという状態も犯罪を誘発するのだ。
彼はテレビでキャラを作っていた部分もあるだろう。言動もおかしかった。面白い事を言わなければと必死さも感じた。
自分のストレスを性で発散したかったというよりは、誰かにそばにいて癒してほしいという感情ではないか。子供が温もりを求めるような。
今回の記者会見で救われたのは、母親は育て方が悪かったと本当に自分を責めている。自分は悪くないと豪語する奴もいるのに。育て方が悪いというのは『育て方』であって『本人』を責めているのでない。
高畑淳子の息子への愛を感じた。
問題が大きくなる前に、幼少期や学生の頃にケアをしてほしかった。成人になったとしてもケアはできたはすだ。息子が更正したと思っていても根本的な深い部分は治っていなかったのだ。
離婚や家庭環境、周りの人間が与える影響を考えなければいけない。大人に傷つけられる子供がいない世の中になってほしいと思う。
世の若者にもセルフケア、自分に打ち勝つ力を持ってほしい。

高畑淳子が会見 涙で謝罪「大変なことをしてしまいました」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4161314
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