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2016年08月18日00:42

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ギーガーとシン・ゴジラ

H.R.ギーガー、ご存じだろうか？

映画「エイリアン」のこの怪物をデザインされた方である。

スイスのアーティストで、一昨年、惜しくも不慮の事故で亡くなられた。

そのギーガーの展覧会が銀座ヴァニラ画廊であったので観てきた。

ギーガーを初めて知ったのはロックバンドのEL&Pのアルバムジャケだった。

『恐怖の頭脳改革』開くと右の顔が現れる。

当時子供だったけど、姉がファンだった事もあって印象深かった。

そうだデビー・ハリーのジャケなんかも手掛けてた。

『KOO KOO』

この展覧会では、そんな彼の版画や彫刻が展示されていた。

人間と機械が融合したクリーチャー「バイオメカノイド」、背景には暗黒の廃墟が広がる。

ギーガーは生涯を通して夜驚症だったらしい。
夜驚症・・・子供が夜中に目を覚まし泣きわめくあれだ。
そして彼の描く絵の多くは、その症状の時に見た夢にもとづいてるらしい。

エロティシズムとグロテスクが織りなす倒錯した世界。自分もこんな夢一度でも見てみたい。

椅子のオブジェ

そう言えば昔、ギーガーズ・バーって店が白金にあったのだ。

バブルがはじけてあっという間に閉店してしまったがｗ
今はスイスにギーガーバーってのがあるらしい。

ところでこの絵は誰のだと思いますか？

ギーガーじゃないんです。ベクシンスキーなのです。
似てるでしょ？

よくギーガーと間違える人がいる。違いますからねｗ

ギーガーの挿絵のタロットが置いてあったけど、37,000円もした

欲しかったけど手が届かないので、その代わりに買いそびれてた「ネクロノミコンⅠ」を購入。

よし！これ見てギーガーのような悪夢をゼッタイ見てやるんだ！

もう一つ、シン・ゴジラを観てきたのだ。

庵野のゴジラは凄かった

その容姿はエヴァンゲリオンに引きずられつつもゴジラだった。

CG技術が凄い！数年前のハリウッドゴジラが凄いと思ったけど、それを凌ぐ出来だった。
ホントにゴジラが街に現れて破壊の限りを尽くしてるようだったよ。

本編も面白い。リアルにシュミレートされた政治ドラマはこの上なくスリリングだった。
ただ、セリフ多過ぎだ。一コマに出来る限りセリフをぶち込んだマンガの様だったよ。
ちょうどこんな感じｗ

そう！この映画は映画的というよりマンガ的。出演者も皆早口だし、ちょっと忙しなさを感じてしまった。
次回は映画的に観せて欲しい。

今日の曲

えいりあん/マキシマム・ザ・ホルモン

20 12

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