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2018年09月23日20:05

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神宮スズメの独り言2018秋〜27〜気持ちのいい投手戦

昨日はエースの田中誠也君崩れて敗れた立教。今日の先発は1年生の川端健斗君。しかし1年生と言えど春は既に2勝、この秋も開幕戦となった東大戦で1勝を挙げ通算3勝としている。もはや田中誠也君と並んで立教の2枚看板と言える。

早稲田は広陵出身の2メートル左腕今西君、2年生だ。昨日の立教田中、早稲田小島というエース対決に続いてサウスポー対決となった今日の早稲田立教の2回戦は素晴らしい投手戦となった。

初回、早稲田は三者凡退、立教は先頭が内野安打で出るが併殺でこれも三人で攻撃を終わる。
2回の早稲田は2死から2塁打と安打が出るが本塁をついて憤死。3回は共に三者凡退と3回を終わって35分しか経過していなかった。

その後もお互いに走者は出す。だがそのあとの投球がお互いに素晴らしくテンポよく試合は進む。

どちらかというと立教の川端君のほうがピンチは多い。だが、点を取れらる気がしないのは川端君の方だった。

4回は無死から死球で走者を出すが連続三振と外野フライ。5回も2死から安打を許すが無失点。6回は2死から2塁打を浴び4番の加藤君のレフト前に抜けるかというライナーをショートが好捕。7回も無死から四球で送られるがその後三球三振、さらに安打を打たれるが後続を断った。8回も内野安打と四球で走者を二人出すが無失点。9回も2死からエラーと安打でピンチを招くも失点を許さない。

淡々と試合が進んだわけではない。だが打たれる気がしなかったと言う証拠は試合時間だ。ここまで走者を許しながら9回を終わって0−0。それで試合時間は2時間をわずかに切っていた。

毎回のように走者を許しながらのこの試合経過が川端君の安定ぶりを示している。

一方早稲田の今西君もテンポのいい投球だった。6回までを3安打1四球に押さえる。代打が出されてマウンドを早川君に譲ったが、彼もリズムよく投げた。9回裏には2安打を許しサヨナラのピンチを迎えたが最後は三振に取った。

カット系のボールが切れ7回8回9回で6つの三振を奪った。

川端君は9回でお役御免。延長に入って立教は桐光学園出身の2年生中川君がマウンドに上がった。先頭打者に安打を打たれたが盗塁失敗。後続を断ち10回の裏の立教は早川君の前にあっさりと2死となった。そこで打者は途中から守備固めに入っていた東海大菅生出身の江藤君。ボクの友人に菅生ファンがいる。レギュラーが取れていないことを嘆いていたが、なんと彼の打球はライトスタンドへ真っすぐ飛んでいった。

サヨナラ本塁打・・・・

立教の安打数は7本、早稲田は8本。四死球は立教が1、早稲田が3だ。それでいて延長10回で試合時間は2時間11分。

試合を観ている観客からすればお互いチャンスもあり、それでも両投手の粘り強い投球と勝負強さを見せつけられた好ゲームだった。

エース対決を制した早稲田。1年生の2枚目が返した立教。1勝1敗となった早稲田立教はがっぷりと組み合った。

明日はまた、早稲田小島、立教田中のエースによる再戦となるだろう。

今日の早稲田の打撃練習をじっとゲージの後ろで見つめ、ノックの際にはひたすら裏方役に回っていた立教の田中誠也君。

優勝争いに残るための意地の対決が楽しみである。



2018年9月23日 東京六大学野球秋季リーグ戦 第3節2回戦(於 明治神宮野球場)
早稲田
000 000 000 0 = 0
000 000 000 1x = 1
立教

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