第2回新潟交通｢ぶらばすチケット｣の旅(前編)

25日の新潟市。
朝から見事な秋晴れです。


8時を回り、いつものように新潟駅前では朝の通勤通学ラッシュがピークを迎えます。






そんな中、第2回目となる新潟交通｢ぶらばすチケット｣の旅に出ます。
｢バスの日｣の20日に行った第1回目では、主に新潟交通観光バス新発田営業所管内の路線に乗ってみました。今回は、やはり前回とは別方面に向かいたいです。

トップバッターは、新潟交通観光バスの亀田･横越線。
新潟駅前8:08発の急行【S91】(万代シテイ8:00発→瓢湖前9:01)に乗車します。
H60-N(日産ディーゼルスペースアロー･KC-RA531RBN)の登場。


乗客4人をのせたバスは、国道7号線明石通りを東へ。
明石一丁目、明石二丁目と乗客の姿はなく、この先は曙町まで無停車の急行区間です。
栗の木橋交差点を右折し、国道7号線栗の木バイパスを南下。
さらに紫竹山ICから続く国道49号線亀田バイパスへと入ります。
ラッシュのピークは既に過ぎたものの、反対側の中心部方面は押し寄せる車の波。

江南区に入ると、商業地や工業団地と農地が混在する都市近郊の風景に。
曙町二丁目交差点を左折し、旧国道の県道586号線をしばらく進むと次のバス停･曙町。この先は各停区間となります。

旧･横越町の川根谷内入口で1人降り、入れ替わりで1人乗車。
横越市街地を抜け、阿賀野川にかかる横雲橋を渡ります。
渡った先は阿賀野市。
車窓左手には田園地帯が広がります。


旧･京ヶ瀬村の中心部を抜け、緑岡団地前で1人乗車。
この先、新たな乗客はいませんでした。
あとは阿賀野市の中心･水原市街地へ。

商店街の水原下町付近で、水原8:40発→万代シテイ9:33着の【S91】とすれ違い。
新潟200か874(日産ディーゼルKL-UA452KAN改、元･西武バス)です。


水原仲町、水原小学校前、そしてJR水原駅に近い水原で1人ずつ下車。
残る乗客は私だけとなり、終点の瓢湖前に到着です。


｢白鳥の湖｣として知られる瓢湖ですが、今シーズンの白鳥飛来はまだまだ先。
残っている白鳥は、ケガなどでシベリアに帰れないまま夏を過ごしたのでしょうか。



水原の街をぶらぶらと。
いかにも旧街道な風情のある道に出ます。
国道460号線の旧道から続いているようですが、もしや国道49号線の前身･二級国道115号線はここだったのでしょうか？


阿賀野市役所へ。
10月1日改正の市営バス時刻表(各路線別のチラシ版)を頂きます。
全路線掲載の冊子版は、今回発行しないそうです。


市役所に近い水原小学校前から、9:43発の亀田･横越線急行【S91】(瓢湖前9:33発→万代シテイ10:33着)で戻ります。往路と同じH60-Nで、数分ほど遅れて到着です。
私を含む3人が乗り、車内の乗客は4人に。


このあと、次の水原仲町、水原下町、下条元町と1人ずつ乗車。
さらに次の上山口で1人降り、入れ替わりに1人乗車。
水原市街地を抜け、京ヶ瀬支所前でも1人乗車。
乗客8人となったバスは横雲橋を渡ります。

横越(所定10:00通過)でバスを降り、乗り換えます。
いつの間にか10分ほど遅れていたようで。


横越からは、10:19発の亀田･横越線【S94】(万代シテイ9:30発→秋葉区役所前10:52着)。
G1340-I(いすゞキュービックLV･U-LV324N改)が姿を現しました。
ここでは私を含む2人が乗車。



車内の乗客は7人。
旅行者らしきシニア層の5人は、みな上沢海博物館前で降りていきました。
皆さん｢ぶらばすチケット｣は持っておらず…。
新潟駅前からの運賃は530円ですから、往復乗れば元が取れるのですが。
チケット発売中の情報に接する機会はなかったのでしょうか。

この間、バスは阿賀野川左岸の県道17号線を南下。
土手上の県道とあって、車窓左手に悠然と流れる阿賀野川を眺めることができます。


秋葉区に入り、県道34号線に進路を変えたバスは新津市街地を目指します。
新津工業高校前バス停では、｢新津鉄道資料館おいでの方は、こちらで｣との車内放送が流れます。ここで1人乗車。

数分遅れて新津駅に到着(所定10:42通過)。ここでバスを降ります。
残る2人のご婦人方は、この先の商店街に向かうのでしょうか。



この続きは後ほど。