mixiユーザー(id:23509930)

2017年09月21日21:08

1853 view

バスの日記念 第1回ぶらばすチケットの旅

昨日20日は、バスの日。
1903年のこの日、日本で初めてバスが運行されたことを記念する日です。

この日は公休日。
やはりバスファンとしては、バスの日に乗りバス活動をしないわけにはいきません。
ちょうど期間限定で発売されている新潟交通の1日乗車券「ぶらばすチケット」で、バス旅に出ましょう。

というわけで、今回の出発は亀田駅西口から。
フォト


8:14発の亀田・横越線【S90】(水原7:35発→万代シテイ8:52着)に乗車します。
新潟交通観光バスの新潟200か861(三菱KC-MP217M、元・阪急バス)が登場。
本日も、通勤通学客を多数のせて到着です。
フォト


通勤時間帯のピークを過ぎたこともあり、県道5号線(旧国道49号線)は至って順調。
さしたる渋滞もないまま市内中心部に入り、終点の万代シテイで次のバスに乗り換えます。
新潟駅前では、「BRT快速ツインくる古町・市役所方面、郊外線ご利用の方はお乗り換え」、駅前通では「BRT各停古町・市役所方面…」との車内放送。以前から放送内容が変わったのでしょうけど、初めて耳にしたので新鮮な印象がします。

次は大形線。
9:00発の【E46】(→新発田営業所10:22着)に乗車します。
車両は、新潟交通観光バスのG1148-I(いすゞキュービックLV・U-LV324N改)。
フォト


バスは県道3号線(旧国道7号線)をひたすら東へ。
企業の事務所や工場・倉庫の目立つ市街地を抜け、泰平橋で阿賀野川を渡ります。
フォト


郊外をひた走り、新発田市街地へ。
今回は終点まで乗車せず、中心商店街の石川小路でバスを降ります。
万代シテイから1時間15分。
フォト


ここからは、新潟交通観光バス新発田営業所管内のローカル線を巡ります。
新発田管内では10月1日実施のダイヤ改正にあわせて廃止路線が複数あるのですが、お名残乗車は後日また行うことにします。

まず、石川小路10:25発の藤塚浜ゆき(新発田営業所10:15発)に乗車。
新発田市街と同市紫雲寺地区(旧・紫雲寺町)を結ぶ路線です。
G1365-N(日産ディーゼルU-UA440HSN)がやって来ました。
時間帯のせいなのか、乗客は私を含め2人…。
フォト


新発田の市街地を抜け、田園地帯に出たバスは県道21号線を北上。
加治川を渡り、日本海東北道をくぐり、海沿いへと目指します。
フォト


紫雲寺地区の中心・稲荷岡を過ぎ、やや小高い砂丘地へ。
約30分弱で海近の村・藤塚浜に入ります。
今回は藤塚浜上町でバスを降ります。
フォト


10分ほど歩き、県立紫雲寺記念公園内にある日帰り温泉「紫雲の郷」に到着。
ここを訪れたのは久しぶりです。
実に約3ヶ月ぶりの温泉を楽しみましょう。
http://www.shiunnosato.com/
フォト


最新の成分表を。
アブラ臭というかヨード臭というか、刺激の強い臭いは相変わらず。
含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩泉ということで、舐めると強烈にしょっぱいのも変わりません。
加水あり、循環ろ過あり、塩素系消毒ありですが、かけ流し併用なのも魅力。
フォト


藤塚浜上町バス停に戻ります。
10月1日実施の改正により、藤塚浜線は減便となります。
このため改正後は、往復とも路線バスを使っての入浴はできなくなります。
毎週火・木曜に新発田市内から無料送迎バスが運行されているようなので、それと併用する形でなら路線バスでの来訪もできそうです(毎月第3木曜は定休日)。
フォト


帰りは、藤塚浜上町12:49発の新発田営業所ゆき。
やって来たのは話題のニューカマー、ワンステップバスの新潟200か1098(三菱エアロスター・KL-MP35JM、元・神奈川中央交通)です。大形線【E46】だけでなく、新発田ローカル各線にもバリアフリー対応車が活躍するようになったことで、利用者からは歓迎されているのではないでしょうか。
フォト


しかし、私以外に乗客は現れず貸切同然に。
運転士不足もさることながら、この利用状況では減便もやむをえないのでしょう。

藤塚浜の村落内を抜け、国道113号線に出ます。
落堀川にかかる藤村橋の向こう、河口からわずかに海が見えます。
フォト


そして再び田園地帯を眺め、バスは快走。
遠くには「日本一小さな山脈」の櫛形山脈が見えます。
フォト

フォト


新発田駅前で降り、周辺をぶらぶら。
次のバスは、新潟交通観光バスの新発田営業所から乗車します。
目指すは「ぶらばすチケット」のフリーエリア最東端。

14:30発の赤谷経由新谷ゆきに乗車します。
先ほど藤塚浜から乗った新潟200か1098の僚車、新潟200か1097の登場です。
フォト


次の新発田駅前で5人が乗り、乗客は私を含め6人に。
中心市街地を一巡し、県道14号線(会津街道)を南東に向かいます。

この先、バスは五十公野(いじみの)、米倉、赤谷の各地区を経て、阿賀町三川地区の北部を目指します。1984年に廃止された国鉄赤谷線の代替輸送を担うと同時に、終点の新谷(あらや)では古岐からの三川駅ゆきに乗り換えることもできます。

さて車窓。
五十公野地区は、新発田市街から続く新興住宅地。
東中学前では下校の中学生1人が乗車します。
国鉄赤谷線を支えた東中学校の生徒たち、今はバス路線を支える存在のようです。

内竹口(ないだけぐち)バス停付近で市街地を抜け、田園地帯に入ります。
ちなみに内竹口からは、1985年の不採算路線整理まで駅前通経由西公園ゆきの市内線が発着していたとか。この当時から新発田市街の東端だったのでしょうか。

米倉地区も見事な田園地帯。
フォト


どんどん山深く入り、進行左側に加治川が。
次第に道路も上りとなっていきます。
フォト


赤谷地区を過ぎ、人家が途切れたところをしばらく走ると郡境(ぐんかい)バス停。
新発田市から阿賀町に入ります。

阿賀町に入って最初の集落、上綱木入口で私を除く最後の乗客が下車。
裏五頭の村々を進み、新谷川を渡ったところが終点の新谷。
新発田営業所から約1時間です。
フォト

フォト


折り返し、新谷15:32発の新発田営業所ゆきで戻ります。
私以外の乗客は、五十公野地区に入った七軒町からの1人だけ。
往路が新発田駅前から中心市街地を一巡したのに対し、復路では新発田駅前にまず立ち寄ります。
フォト


新発田市街に入る手前から雲行きが怪しくなり、市街に入った途端激しい雨に。
そして新発田駅前でバスを降りると、風も強まりまるで台風の暴風域に入ったような天気。
低気圧の接近によるものですが、先の台風18号よりもひどいような嵐…。
フォト


新発田駅前からは、16:35発の大形線【E46】(新発田営業所16:30発→万代シテイ17:49着)。
G1358-I(いすゞキュービックLV・U-LV324N改)の登場です。
夕方の帰宅時間帯と重なり、新潟駅前には定刻から10分近く遅れて到着。
こちらの古町・市役所方面乗り換えの車内放送は、従来通り。
フォト


ラストは長潟線。
新潟駅南口18:32発の【S63】(→大江山連絡所前19:09着)でゴールを目指します。
H31-I(いすゞキュービックLV・KC-LV380L)でした。
フォト


なお、新潟市中心部発着分の利用状況についてはこちらをどうぞ。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962764680&owner_id=23509930
15 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する