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2017年08月21日02:54

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8月21日の誕生花・金水引(キンミズヒキ)

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8月21日の誕生花と花言葉は、松葉牡丹[日照り草](無邪気)、サボテン(暖かい心・内気な乙女・秘めた熱意)、トケイソウ(信仰 聖なる愛・信心・聖なる愛)等々があります。今回は、金水引[キンミズヒキ]をを取り上げます。花言葉は、「感謝・しがみつく」です。

バラ科キンミズヒキ属の植物です。日本全土の山野、道端に普通に生え、千島、樺太、朝鮮半島、中国にも分布しています。キンミズヒキ属は世界に約15種あります。このキンミズヒキの種子の表面には刺があり、移動する動物にくっついて種子を拡散させて子孫を残します。果実も衣類などについて運ばれるので、キンミズヒキのことを「ドロボウ」と呼ぶ地方もあるようです。
全草のエキスは、強壮収斂(しゅうれん)止血剤として、喀血(かっけつ)、血便、子宮出血などの止血に用います。また、抗菌、消炎、鎮痛作用もあり、健胃、下痢止めにも利用されています。 皮膚炎、うるしかぶれ、にきび、等には、全草を煎じた液を湿布するか塗布します。また、ガン細胞と正常細胞の培養液に、キンミズヒキのエキスを注入すると、がん細胞だけが死滅して正常の細胞には異常がないことが確認されています。 春先の若芽や若葉を摘み、熱湯で茹でて水にさらしてから、おひたしや和え物にしたり、汁の具にしたりして食べます。
キンミズヒキの名前の由来は、金箔(きんぱく)色の水引や元結(もとゆい)の事を「金水引」といい、夏に黄花の小花を細長く穂のように咲かせる姿から「金色の水引」に見たてた事に由来しています。
中国では、果実の刺毛が内側に曲がった姿から「竜の牙(きば)」を連想して、龍牙草(りゅうげそう)という漢名があります。これを音読みして生薬名になっています。
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