■橋下市長、桜宮高教員70人「総入れ替え」要請
(読売新聞 - 01月17日 07:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2290512&media_id=20&from=diary
教員総員を入れ替えたら》橋下市長は、スポーツ指導の現場で体罰が容認されている《が改善されるのだろうか?
この高校の本質的な問題点は体育系2科(体育科、スポーツ健康科学科)を設け部活動を義務付け、スポーツを分析し学ぶのではなく、部活動での好成績を目的としたことにある。主将自殺後のアンケートで「早く試合がしたい」とか「顧問の指導を受けたい」との回答があったとの報道でもわかるように学校全体【校長・先生・顧問だけでなく生徒・父兄も】が『勝つ為、強くなる為には全てが許される』と考えているからだと思われる。
だから、この高校は一新して運動部活動は『勝つことを目的としない』部活にすべきであろう。私学ではない市立高校でスポーツ強豪校でなければならない存在意義も重ねて問われるならば…
今春の募集中止や学科廃止や教員総入替では、安易な解決策とも思える。ここは体育教員養成大学への準備校と位置づけ、対外試合は『勝敗にこだわらない』との姿勢を掲げて『上位進出権を全て放棄する』を学校理念としてうたい高校では『栄冠は輝かない』でも構わない者だけが入学する。
がベストな解決策かと、この高校問題について思うようになった。
問題顧問の解雇や校長の更送は当然として、傍観していた副顧問や他の教師たちは故人を知る者として責を校長や顧問だけに負わせることなく「ナゼ自殺を防げなかったか」を自分の責任として語り継ぐ義務を負う。その為にも現桜宮高校の解体と再建に「勝利至上主義」が入り込むことを防ぐ義務をも負う。
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