この8月24日と27日にBSプレミアムで『赤毛のアン アンの結婚・前後編』を放映。
ディスクに焼いてあり、やっと見てみました。
モンゴメリの原作から離れた独自ストーリーでWWIで出征したギルバートを探しアンが欧州戦線に赴く
という筋なのですが…
感想を言えばWWIを背景にするなら『アンの娘リラ』の戦場にいないが故の焦燥感の方が勝っています。映画中盤のダイアナとの絡みの調子を最後まで貫く調子の「リラ」の映画化で、できなかったのかなあ−
が正直な感想です。
時代的にもベトナム反戦の雰囲気を(まだ)引き受けていたでしょうし…
「リラ」に出てきた理解されない反戦主義者「月に頬髭」や善良且つ好戦主義者なスーザンのような魅力的キャラもいません。
脚本家には映画第2作−原作ならどれだったか失念−でギルバートがアンにアドバイスした『この島の話を書くべきだよ』を贈りたい。というかあまりにも【偶然にも】が多すぎるご都合主義展開で広い欧州で知人とアチコチで出会い、それがストーリーの展開に重要な出会いと言うシラケる脚本しか書けない方では、そんなことは高望みなのか(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する