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2018年06月21日08:02

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(383)

ジャパンプロレスの自主興行ミニシリーズ第3弾の「ニューウェーブ・イン・ジャパン」は85年11月1日、仙台・宮城県スポーツセンター(観衆3,900人発表)で開幕。

前日の10月31日、鶴岡市体育館で閉幕した全日本プロレスのジャイアント・シリーズに参加していたテリー・ゴディが残留しての参加。また8月のサマー・ドリーム・フェスティバルに来日したジャイアント・キマラ(カマラ)、キング・コブラが参加しています。

また、8月に新日本プロレスを退団して独立、プロダクション「カルガリー・ハリケーンズ」として活動再開したスーパー・ストロング・マシン、ヒロ斉藤、高野俊二が参戦。

ハリケーンズの3人は9月6日、UWFの後楽園ホール大会をリングサイドにて観戦し、参加に向けての話し合いが持たれたかと思いますがUWFが活動休止となり参戦は叶わず。

国内で残るは馬場、長州の全日本、ジャパン連合軍しか選択肢がなく、マシンは長州を通じて全日本への参戦を売込みしたものの、馬場はハリケーンズと新日本プロレス、テレビ朝日との契約が来86年3月末日まで残っていたことで難色を示し、とりあえず、ジャパン主催シリーズのリングに上がることになったものです。

全日本プロレスからも馬場、鶴田、天龍、タイガーマスクら主力以下の選手が参戦しています。

シリーズ天王山の11月4日、大阪城ホールでは8月5日に同所で対戦が発表されながら、鶴田の右肘の負傷が原因で流れた長州と鶴田のジャパンvs全日本頂上決戦が行われることになり、8月5日の大会はノーテレビでしたが、今回は日本テレビが中継することが決まっていました。

開幕戦のメインイベントでは長州、谷津嘉章組がキマラ、Kコブラ組と対戦、長州が10分59秒、リキラリアットからの体固めでKコブラを体固め。

セミファイナルはキラー・カーン、栗栖正伸組vs鶴田、天龍組。このメンバーの中に入ると栗栖はさすがに厳しく9分50秒、天龍が栗栖をパワーボムからエビ固め。

注目のマシン、H斉藤、高野俊のハリケーンズは8月1日、新日本プロレス両国国技館大会以来、3か月ぶりの試合となり、ジャパン軍の寺西勇、永源遥、保永昇男組と対戦、10分31秒、マシンが永源を体固めに決めてハリケーンズがフリー初戦を飾りました。

第2戦は11月2日、後楽園ホール大会(観衆3,200人超満員発表)。ここでジャパンの長州、谷津、小林邦昭組vsマシン、H斉藤、高野俊組のハリケーンズの頂上決戦が組まれました。

両チームとも目まぐるしく動き回るハイスパートな試合を展開。合体攻撃も互いに繰り出す攻防でまさに新日本プロレスそのものの激しい試合に聖地のファンは熱狂、最後は15分24秒、長州がリキラリアットから高野俊を体固めでジャパン軍が激闘を制しました。

セミでは鶴田、天龍組がゴディ、キマラ組と対戦、こちらは全日本プロレスらしい重厚な試合を見せて11分49秒、鶴田、天龍組の反則勝に終わりました。

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