どういうワケだか
同じ夢を何度も見る
勘違いもあるかもしれないが
とにかく自分でも「なぜ同じ夢ばかり見るのか?」と思う
こんな夢だ
おれは山沿いの道を傘をさして歩いている
道は山道ではなく整地してあり砂利が敷いてあるしっかりした道だ
未知の両側は灌木が繁っていてときおり民家が建っているから
いわゆる「山のなか」ではない
そのなかの一軒の窓が開いていてアタマの禿げあがったオトコが顔を出している
オトコが話しかけてくる
「どこにいくの?」
おれは答える
「あっち」といいながら進行方向を指さす
オトコは続けていう
「そっちに行ったってなんにもねえよ 雨のなかご苦労なことだな」
おれはそこを離れて道を歩いていく
なんとはなしに
おれはそこを「飯能のほうのどこか」とかんじている
飯能はことしの春に行ったっきり
それほど行く場所でもない
夢はそこでおしまい
まぁ夢に深い意味などないのかもしれないが
不思議なものがアタマのなかに仕舞われているんだな
ログインしてコメントを確認・投稿する