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2015年08月05日15:49

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真相「浦島太郎」ニニギは青龍に連れられ龍宮に行ってきた。亀でなくて良かった。

最近コマーシャルにも浦島太郎が登場して、有名になってきたが、浦島太郎は実際にあったお話しです。

今から約5800年前、ニニギ尊の息子の火火出見尊と龍王の娘豊玉媛との実際のお話です。

ニニギ尊には奥さんの木花咲椰媛との間に三つ子の息子がいた。
長男から海彦、農彦、山彦と呼ばれていた。末っ子の山彦が火火出見尊だ。
ある日海彦が山彦と交代してみようと言い出した。
それで山彦は兄の海彦から釣竿を借りて釣りに行った。
ところが釣り針を取られてしまったのだ。
海彦に謝ったが許してくれない。同じものを探して来いと。
大体この兄弟は三つ子なのでそんなに歳は変わらない。海彦は弟の山彦が邪魔だったわけだ。それで嫌がらせをして追い出そうとしたのです。

困った山彦は蛭子命の子孫の龍王に相談に行くことにした。
蛭子命は足が不自由だったので海の中で暮らしていた。その息子が龍王だ。
当時龍王は今の河口湖(昔は背の海と呼んだ)の中にある鵜の島の龍宮に住んでいた。
龍宮は水中で、今でもその入り口は残っている。(ニニギ探検隊が実際に行って調べた)

山彦が龍宮に到着すると、ちょうどその時に娘の豊玉媛は水浴びをしていた。
彼氏の山彦が来たので恥ずかしくて水中にもぐった。
でも気になるのでたまに首を出して様子を見た。

この姿を見た山彦は「あれはまるで鳥の鵜のようだ」と言った。それでこの島を「鵜の島」と呼ぶようになった。
今でも島は鵜が沢山いて鵜の天国だ。ニニギが近寄っても逃げない。逃げないどころか何か話しかけてくる。しかし鵜はその名のごとく「うー」しか言えない。周りから「うーうー」言いながら寄ってきた。

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山彦は豊玉媛に案内されて龍宮の龍王会った。
すると釣り針はすぐに見つかった。しかし龍王は山彦をすぐには帰さなかった。
将来の神皇となる山彦を娘の豊玉媛と結婚させるために、大宴会を開いた。
飲めやや歌えやのドンチャン騒ぎだ。さすが青龍の親戚龍王だ。
遂には酔った勢いで山鉾は豊玉媛と一緒になってしまった。
もうこうなると神皇などどうでもいい。どうせ兄の海彦が継ぐことになっているので。
そうしているうちに月日がたってしまった。

そこへ高天原から左守大臣の天之小屋根命がやってきた。
神皇のニニギ尊が亡くなった。と。
ニニギ尊の遺言で、後継者は火火出見命だと。すぐ宮殿に来てほしい。
ニニギ尊は末の火火出身尊が女癖が悪いところが自分と大変似ているので、後継ぎに指名したのです。これで兄の海彦は高天原を追放されてしまいました。

天之小屋根命の迎えが来て火火出見尊は大至急高天原に向かいました。
すると豊玉媛も既に身ごもっており「我も汝の子供を生みます」と一緒に着いてきてしまった。龍王の思い道理の展開となった。

神殿に着くなり、神皇の儀式の前に豊玉媛の出産となってしまった。
何しろ急なので神皇の出産用の産屋としての茅の屋根も鵜の羽を敷いた産どこも出来る前に生まれてしまった。そしてその子供は「鵜茅葺不合尊」と名づけられたのであります。なんともユーモアのある名前。鵜の産どこも茅の屋根も葺くのが間に合わなかった尊ということです。そしてこの名前は代々引き継ぐこととなった。

その鵜茅葺不合尊が九州に行くことになった。それで九州の神皇は代々この名前で呼んだので、古事記では1代となって、2700年間が一人の神皇になってしまった。そのため神武天皇がニニギ尊の孫になってしまった。
「天孫降臨」とは天は高天原のことで富士のこと。富士からニニギ尊の孫の鵜茅葺不合尊がやってきたことをこう呼ぶのです。

これが浦島太郎の真相です。
高天原に火火出見尊が戻ったとき、悪い兄は追放されて、留守の間に世界が変わっていた。そして自分が神皇になった。これが玉手箱のお話になったのです。

青龍が案内するというのでニニギは実際に龍宮に行ってみることになりました。
河口湖に着くと、鵜の島に渡るにはボート屋で手漕ぎのボートを借りて渡ることになります。
するとボート屋の親父さんが「遭難事故が多いので必ず救命胴衣をつけてください」と言う。
えーー。目の前に見えている島なのに。
これがこの小さなボートで、6000年の旅立ちに向うニニギの姿です。
よもやこの先にとんでもないことが起ころうとは知りませんでした。

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ボートで出発すると最初の難関があった。
岩礁地帯だ。乗り上げるとボートがひっくり返る。中々抜け出せない。
そのうちに大シケとなった。なんと風邪も無いのに1メートル近い大波が押し寄せいてくる。想像できなかった事態となった。転覆しそうなボートをニニギが必至でバランスを取った。
悪戦苦闘で、200メートルくらいの水上を1時間かけてやっとと乗り切った。
ところが今度は波が高くて上陸が出来ない。思い切って水中に入りボートを引いた。命からがらでやっと龍宮に到着した。

ところが上陸するや否や、今までの大シケは嘘のように穏やかになった。何だこれは。
島を探検したら島は前方後円墳になっていて上の祠に豊玉媛らしきを祀った祠があった。これが豊玉姫だ。

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浜辺二は沢山の土器のかけらがあった。中に金が入っているようでキラキラしてます。
これが豊玉媛の使った器だろうか。

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島を探索したら龍宮の入り口が見つかった。この場所だろう。岩戸になっている。

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ニニギ探検隊。
無事調査が終わりボートで帰った。
ボート屋の親父さんにボートを返した。既に5時間が経過していた。
ところがボート屋の親父、
1時間でしたので1000円です。と。
ボートを借りるとき、1時間につき1000円で交渉をした。5時間もかかったので5000円を用意していた。

やはり龍宮城は異次元の世界であった。本当のお話です。

浦島太郎は本当だ。


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