●映画鑑賞メモ
「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」7月22日公開
冷戦時代ハリウッドで赤狩りの標的となり、
『ローマの休日』『黒い牡牛』などアカデミー賞作品を
偽名を使って脚本を書き続けた脚本家ダルトン・トランボの人生を描いた秀作。
原作・脚本・監督もこなした『ジョニーは戦場へ行った』など
本当に素晴らしい作品を送り続けた映画人です。
子供にまで口止めをし、隠匿生活を続け
アカデミー賞に輝きながらも偽名のため
受け取ることが出来なかった不遇。
それでも辞めずにバスタブに籠って脚本を作り続ける不屈の精神。
カーク・ダクラスの心意気により『スパルタカス』で復活する瞬間と
インタビューにこたえて「アカデミー賞は娘にやりたい」というセリフに
大号泣。映画に携わるもの、ファン必見です。
ログインしてコメントを確認・投稿する