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2018年07月18日10:20

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１９７７年夏季のハネムーン旅行記（その１１）

副題：「クラシック音楽の音響（音の響き方）の判断基準」

皆様、おはようございます。

前記、１９７７年夏季のハネムーン旅行記（その１０）において、体験したコンサート一覧を記述しました。

これらのコンサート（演奏会）を体験して、何が、どんなことが、わかったのか、気づいたのか、の見解を記述しました。

また、実体験した演奏会のライブ・コンサートのアーカイブ（カセットテープ）やその時代に録音された音楽ソフト（ＬＰレコード＆ＣＤ）を四半世紀余り掛けて収集し、維持保管しています。

ライブ・コンサート一覧

ハネムーン旅行で体験した種々のライブコンサートをまとめました。

ザルツブルグにて、

レジデンツ（司祭の館）コンサート：

　　コンソルテウム・クラシクムによる木管楽器演奏会

モーツアルトの

　　デヴェルティメントの第３番（Ｋ１６６）、第４番（Ｋ１８６）

　　セレナード第１１番（Ｋ３７５）、第１２番（Ｋ３８８）

見解：

サロンコンサートの雰囲気で、天井には綺麗なシャンデリアが多数あり、当時の王侯貴族になった気分で、演奏会が楽しめました。

木管楽器（オーボエ、クラリネット、ファゴット）や金管楽器（ホルン）のマイルドな音色は初めての体験でした。

何と、演奏者の全員、モーツアルト時代の衣装をまとい、楽しそうな気分で吹いている姿に気づきました。

今まで体験した演奏会では見られなかった音楽風景・光景でした。

モーツアルトの遊戯（セレナード＆デヴェルティメント）音楽の模範的な演奏風景を診たのです。

祝祭劇場（大劇場）コンサート：

　　カール・ベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団演奏会

　　　　モーツアルトの交響曲第４１番「ジャピター」（Ｋ５５１）

　　　　モーツアルトのピアノ協奏曲第２３番（Ｋ４８８）　

　　　　モーツアルトのピアノ協奏曲第１７番（Ｋ４５３）

　　　　ブラームスの交響曲第１番（ｏｐ６８）

　　　　　　　　　　　　　（ピアノ）マリツォ・ポリーニー

　　　　アンコール：ヨハン・シュトラウスⅡのワルツ「美しく青きドナウに」

見解：

著名な祝祭劇場での最後の巨匠と言われたカール・ベーム氏の最後期の演奏会を体験することが出来ました。

カール・ベーム氏のお得意とする音楽作品は、いずれも、ゆったりとマイルドな演奏法で、同時期に活躍したカラヤン氏とは真逆的な演奏法に満足観を想いました。

弦楽器群が一つにまとまった音となり、美麗な豊潤な弦楽四重奏を奏でている観でした。

木管楽器群や金管楽器群、打楽器群との融合性は抜群であり、クラシック音楽の演奏法の最高峰を診た観に想えました。

コンサートホールのホールトーン（残響の余韻）も美しく、何よりも、デビューし始めのポリーニーの初々しい演奏が、オーケストラとぴったりと溶け合い、ピアノ・コンチェルトの極致を診た観でした。

ポリーニは、まだ坊や（好青年）と言った観がありました。

フェルセンライトシューレ（大ホール）コンサート：

　　カール・ベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

　　　　モーツアルトの「魔笛」（Ｋ６２０）

見解：

「魔笛：マジック・フルート」は、モーツアルトの超有名な歌劇で、フリーメイソンの思想を表した不思議な神秘的な歌劇です。

マイルドな音色のオーケストラと声の綺麗な美しい歌手たちが一体となって、物語が進行していく歌劇風景は、初体験となりました。

正に、歌劇「魔笛」の真髄を診せられた、魅せられた、観がありました。

モツアルトの育った家（博物館）コンサート：

　モーツアルトの

　　ピアノ・ソナタ第１１番「トルコ行進曲」（Ｋ３３１）　チェンバロ演奏

　　フランスの歌、「ああ、お母さん聞いて」による１２の変奏曲（Ｋ３５３）　チェンバロ

　　幻想曲とフーガハ長調（Ｋ３９４）　小型ポジティフオルガン

　　２台のピアノのためのソナタ変ホ長調「ラルゲットとアレグロ」（Ｋ４４８）ワルターフリューゲル

　　
　　演奏会用オペラ・アリアから　　　ヴォイス（声）とワルターフリューゲルによる演奏

　　フィガロの結婚（Ｋ４９２）から「恋とはどんなものかしら」

　　ドン・ジョヴァンニ（Ｋ５２７）から「カタログの歌：奥様、これが恋のカタログです」

　　コシ・ファン・トゥッテ（Ｋ５８８）から「いとしき人の愛のそよ風は」

見解：

当時、モーツアルト自身が実際使用していたとされる鍵盤楽器の音色を初めて聴きました。

ワルターフリューゲルは、チェンバロからピアノへ移行される時代の鍵盤楽器で、アントン・ワルターが制作した楽器です。

チェンバロの音色ではなく、ピアノの音色でもなく、その中間的な音が、チョッピリ可愛らしく想え、モーツアルトの時代にマッチングした音響観を体験したのです。

モーツアルトの一連の２７曲からなるピアノ・コンチェルトも、現代のピアノではなく、このワルターフリューゲルの方で演奏する方に、魅力を感じた次第です。

１０年前頃、これらの鍵盤楽器を使用したピアノ・コンチェルト（全曲）のＣＤボックスが販売され、即購入し、維持保管しています。

演奏会用オペラ・アリアは、知られた歌手ではありませんでしたが、チロリアンの民族衣装をまとい、モーツアルト時代の田舎娘が歌っているような感じで、ヴォイス（声）とワルターフリューゲルの音色に魅せられました。

モーツアルト時代の音楽風景の一コマを診た観でした。

ザルツブルグ（ドーム）大聖堂コンサート

　　オラッティオ・ベネヴォリー

　　　　（現在、ハインリッヒ・イグナッツ・フランツ・フォン・ビーバーと言われている）

　　　
　　　５３声部のザルツブルグ大聖堂祝典ミサ曲と讃歌

　　　
　　　イレネフ・セガーラ神父指揮コレギューム・アウレウム合奏団、モンセラート修道院聖歌隊、
　　　テルツ少年合唱団

見解：

この奇想天外な世界最大の多声部によるミサ曲に遭遇できたことは最高の喜びとなりました。

ドーム教会、独特の音響効果も相まって、最初の１音から、残響時間１５秒の音響空間に、吃驚仰天しました。

ドーム真下の東西南北の四方向から、合唱隊、小オーケストラ、小型パイプオルガンの音響が見事に融合して、聴こえてきたのですから。

後方、バルコニーに聳え立つ、欧州最大のパイプオリガンの響きに圧倒されました。

前後左右並びに天井から響き渡る音響空間は、凄過ぎで、言葉を失いました。

残響１５秒の余韻の美しさ、ピアニシモの美しさ、音が発しないときの静寂観、このような体験は最初で最後となりました。

天国的な賛美の象徴と言った観でしょうか。

モーツアルテウム（大ホール）コンサート：

　　コレギューム・アウレウム演奏会

　　　　モーツアルトの

　　　　協奏交響曲変ホ長調（Ｋ２９７）

　　　　協奏交響曲変ホ長調（Ｋ３６４）

　　　　セレナード第１３番「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」（Ｋ５２５）

見解：

オリジナル楽器や複製楽器を使用した演奏会で、バロック時代から古典派時代にかけての演奏法は魅力的でした。

指揮者を置かず、一貫して、コンマス（フランツ・ヨーゼフ・マイヤー氏）が「アインザッツ」をはじめ、指示している光景が診られました。

ピッチは、古典派ピッチ（Ａ＝４３０ｈｚ）が採用され、モーツアルト時代の演奏に相応しい観が診得ました。

バロック音楽を演奏する時は、バロックピッチ（Ａ＝４１５ｈｚ）が採用されます。

ガット弦が使用されいるので、弦楽器の音色が一段とマイルドになった観に気づきました。

東京での演奏会では、弦楽器群は各席側からみて、左側（下手）に弦楽器群が寄せられ、右側（上手）に木管楽器群や金管楽器群が寄せられ、今までに体験したことがないオーケストラ配置でしたが、ザルツブルグでの演奏会はごく普通のストコフスキー・スタイルの配置でした。

適度な残響があり、東京では味わえなかった、音響が味わえたのです。

高温多湿気候の東京と低温少湿気候のザルツブルグの気候の相違観、ザルツブルグの本格的なコンサートホールのつくりの相違観が検証できました。

モーツアルテウム（大ホール）コンサート：

　　ウィーン・コンテントス・ムジーク演奏会

　　　モーツアルトの

　　　　交響曲第４１番「ジュピター」（Ｋ５５１）

　　　　セレナード第９番「ポストホルン」（Ｋ３２０）

　　　　セレナード第１３番「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」（Ｋ５２５）

見解：

アーノンクール氏の指揮で、この小オーケストラも古楽器を採用しています。

コンマスはアーノンクール氏の奥様のアリスさんが担当されていました。

ピッチは、古典派ピッチ（Ａ＝４３０ｈｚ）が採用され、モーツアルト時代の演奏に相応しい観が診得ました。

バロック音楽を演奏する時は、バロックピッチ（Ａ＝４１５ｈｚ）が採用されます。

ガット弦が使用されいるので、弦楽器の音色が一段とマイルドになった観に気づきました。

ポストホルンは、郵便屋さんのラッパを示し、バブルがないホルンです。

カール・ベーム氏とアーノンクール氏の「ジュピター・シンフォニー」は、前者はモダン楽器（Ａ＝４４５ｈｚ）による大型のオーケストラ演奏され、後者は古楽器（Ａ＝４３０ｈｚ）による小型オーケストラ演奏で、各楽器の音色や音質量の大きな相違観に気づきました。

古楽器によるモーツアルト時代の演奏再現、モダン楽器による現代の演奏はどちらも一長一短ありますが、ザルツブルグに相応しい演奏は、古楽器の方にありました。

ウィーンにて、

　　ウィーン楽友協会の大ホール（黄金の間）：

　　　　カール・ベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるコンサート

　　　　　　モーツアルトの交響曲第４１番「ジュピター」

　　　　　　ブラームの交響曲第１番

　　　　　　アンコール：ヨハン・シュトラウスⅡのワルツ「美しく青きドナウに」

　　　　
　　　　カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるコンサート

　　　　　　モーツアルトの交響曲第４１番「ジュピター」

　　　　　　ブラームの交響曲第１番

　　　　　　アンコール：ヨハン・シュトラウスⅡのワルツ「美しく青きドナウに」

見解：

黄金の間は、世界一の音響（音の響き方）と評されてきました。

確かに、天井、側壁がピカピカ輝いており、黄金の彫像が綺麗でした。

残響は公称、満席時で４．２秒、空席時で４．８秒とあり、適度なライブな残響観が最高でした。

クラシック音楽は、適度な残響空間で演奏されなければ、本領、醍醐味が味わえない観に気づきました。

日本でのほとんど残響がないデッドな微少残響では、全休符、１／２休符、１／４休符の相違観が判りませんでしたが、黄金の間では、その微差が明確に確認・検証できたのです。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の音響は、一貫して、伝統的な田舎風の古いウィーンの香気が感じられました。

それに対して、ベルリンフィルハーモニーの方は、都会風のモダンなベルリンの香気が感じれれました。

ウィーンフィルハーモニーのピッチは、Ａ＝４４５ｈｚが採用され、ベルリンフィルハーモニーのピッチは、Ａ＝４４６ｈｚが採用されていると参考文献に記述されていました。

通常、標準のモダンピッチは、Ａ＝４４０ｈｚです。

ピッチが高くても独特のウィーン奏法で、弓の使い方で、マイルドな音が発せられることも参考文献に記述されていました。

どちらのオーケストラの音響も素敵でしたが、私好みとすれば、圧倒的に、ウィーンフィルハーモニーの伝統的な音響・音色・音質がいいです。

ウィーンフィルハーモニーは、当時まで、ウィーン子しか採用されず、ウィーン子で統一された伝統文化を継承された観が気に入っていたのですから。

ハネムーン旅行後、東京の三軒茶屋にある昭和女子大学人見記念講堂で、カール・ベーム指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のライブ・コンサートで同じ音楽作品を体験しました。

東京でのコンサートは、指揮者とコンマス並びに第１オーボエ奏者以外の演奏者は、ザルツブルグとウィーンで体験した演奏者の顔ぶれは観られず、二軍か三軍のメンバーでした。

東京は、高温多湿気候なので、最低ランクの弦楽器が使用されていました。

人見記念講堂は残響もほとんどないため、残響の余韻の美しさを感じることは全く出来ませんでした。

東京でのウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるコンサートは、ウィーンやザルツブルグで実体験したコンサートとは別物と想えたのです。

東京でのコンサートは、ウィーン擬き（もどき）と言った感じでしょうか。

やはり、本場（現地）でのライブ・コンサートを実体験しなければ、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の真の醍醐味が味わえないことが判りました。

コンツェルトハウス：

　　　　カール・ベーム指揮スタッツ・カペレ・ドレスデン管弦楽団によるコンサート

　　　　　　モーツアルトの交響曲第４１番「ジュピター」

　　　　　　ブラームの交響曲第１番

　　　　　アンコール：ヨハン・シュトラウスⅡのワルツ「美しく青きドナウに」

見解：

コンツェルトハウスより、ウィーン楽友協会の黄金の間の方が音響が素敵でした。

スタッツ・カペレ・ドレスデンは、昔々からの東ドイツの重厚な響きに定評があり、一貫して、その重厚さに魅力を感じました。

この重厚的な響きは、ウィーンフィルハーモニー＆ベルリンフィルハーモニーでは感じとることが出来ませんでした。

カール・ベーム氏の評論で、クラシック音楽が真面に引き出せるオーケストラは、ウィーンフィルハーモニー＆ベルリンフィルハーモニー、スタッツ・カペレ・ドレスデンの３つしかないと言っていたことを思い出しました。

他のオーケストラは屑（くず）、塵（ゴミ）とか、不要扱いにされていたのです。

まあ、一寸、口が滑って、言ったコメントでしょうが。

この３つのオーケスラが実体験でたことは、クラシック音楽マニアとしては、最高の喜びとなりました。

ウィーン国立歌劇場：

　　　　カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団によるコンサート

　　　　　　モーツアルトの「魔笛」（Ｋ６２０）

見解：

ウィーン国立歌劇場管弦楽団は、モーツアルトやヨハン・シュトラウスのオペラの伴奏として、設定されたオーケスラです。

最高ランクにある弦楽器を使用し、国家公務員として、演奏するとギャラ収入が得られると言われいます。

これに対して、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団は、土日曜日の遊びの演奏会なので、ギャラが出ないようです。

また、２番目のランクの弦楽器が使用されているようです。

ウィーンフィルハーモニーの弦楽器には、５つのランクがあって、ウィーン国立歌劇場管弦楽団の名称で演奏されるときは最高ランクのものが使用され、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の名称で演奏されるときは２番目のランクのものが使用されということです。

高温多湿気候のシンガポールから東京までは、最低ランク（５番目）のものが使用され、欧州内では、３番目のランク、その他の地方は４番目のランクが使用されているようです。

ザルツブルグとウィーンで聴いた「魔笛」は、後者の方が断然良いマイルドな響きで、気分爽快観が味わえました。

相違観は明確に判別できたのです。

パリにて、

ノートルダム寺院での「礼拝とオルガンの夕べ」のコンサート

　　グレゴリアン・チャント

　　ギヨムド・マショーの「ノートルダムミサ曲」

　　コントワール・ポワンによる金管楽器演奏とパイプオルガン演奏

　　　　　　　　　　　　　　　　（オルガン）ピエール・コシュロー

見解：

残響１５秒空間での「礼拝とオルガンの夕べ」は、最高な雰囲気と臨場感で満喫できました。

ザルツブルグのドーム（大聖堂）教会やウィーンの聖シュテハン教会よりも、規模が一ランク広く、壮大な礼拝と音楽空間に魅了されてしまいました。

兎に角、響き過ぎる空間に圧倒され、全休符時の残響の余韻がいつまでも響き残り、これが、本質的な宗教音楽の極致と想えました。

ヴォイス（声部）、金管楽器、オルガンの響きが、天国的な響き方で、初めての体験となりました。

コシュロー氏の弾くオルガンは、即興的なアドリブも多く、絢爛豪華な気分に浸してくれました。

ノートルダム寺院は、宗教（教会）音楽マニアとして、最高の音楽の喜びを感じました。

聖ミヒャエル教会でのパイプオルガン演奏会

　　バッハの「トッカターとフーガ」（ＢＷＶ５６５）

　　「パッサカリア」（ＢＷＶ５８２）

　　「オルガン・ソナタ第１番」（ＢＷＶ５２５）

　　　　　　　　　　　　　（オルガン）ミヒャエル・シャピエ

見解：

超大型のパイプオルガンではありませんでしたが、適度な残響空間で、大好きなバッハのオルガン作品が満喫できました。

今までザルツブルグからパリまで、大半の教会はカトリック系の教会でした。

ここの教会はプロテスタント系の教会であったため、バッハの音楽をプログラムに入れたのでしょうね。

温厚な音響で、リード管の音色が綺麗でした。

オルガン演奏者のミヒャエル・シャピエ氏は、東京・大田区の大森めぐみ教会のオルガン献上式でお会いしたことがありました。

大森めぐみ教会のオルガンは、アルザス・アルプス地方の可愛らしい小型オルガンで、多分国内初の水平トランペット管が備えられていました。

献上式の時、この水平トランペット管の音を初めて聴くことができました。

確か、大森めぐみ教会の村上牧師は、献上式後の交流会で、私と同じ葉巻（米国アントニオ・クレオパトラ）を吸っていたので、よく覚えています。

私もその時、同じ葉巻を携帯していたので、お互いに葉巻を吸いながら、牧師と音楽談義をした思い出が蘇ってきました。

オペラ座でのリハーサル

　　ビゼーの歌劇「カルメン」

見解：

パリのオペラ座、ウィーンの歌劇場はどちらも超有名ですが、私好みとすれば、後者の方が気に入りました。

ウィーンの方は、パリと比べて、田舎風で、古風なウィーンのゴージャスな香気観を想ったのです。

パリの方も都会的なゴージャスな香気観はありましたが。

好みの差としか言いようがありません。

ウィーンの方が温かみのある音響で、パリの方は一寸冷たい音響に感じました。

まとめ：

今までに、クラシック音楽評論家やオーディオ評論家の色々な評論を診てきましたが、コンサート体験において、私のような聴き方、診方、とらえ方をしている人はいませんでした。

理系人としての思考法で、相違観を判別するために、同じ指揮者、同じオーケストラ、同じ音楽作品においての演奏比較に、拘り、特化したのです。

一見、無駄そうに見えても、相違観を明確に判定するためには、ベース（基礎、基本）の特性要因を合わせる必要があったのです。

従って、各著名な演奏会場での明確な音響（音の響き方）の相違観の検証ができました。

同じ指揮者、同じオーケストラ、同じ音楽作品においての演奏で、コンサートホールの相違観、オーケストラの相違観を見極めるために、ザルツブルグとウィーンでの比較演奏をマスター（学習）した次第です。

クラシック音楽＆オーディオマニアとしての、現場（現地）での試聴比較検証を楽しむことが出来
ました。

これらの体験が、クラシック音楽＆オーディオを評論・解説・寸評するために、ベース（基礎・基本）となりました。

これらの体験が、「クラシック音楽の音響（音の響き方）の判断基準」となっています。

歓喜の音楽人生において、一生涯思い出に残る出来事となりました。

感謝

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