第67期王将戦は、久保利明王将が挑戦者豊島将之八段を4勝2敗で降し防衛しました。
2人とも、王将戦とプレーオフでハードスケジュールでした。
特に豊島八段は、ものすごいハードスケジュールでした。
3月2日9時から静岡でA級順位戦の最終戦(VS.広瀬八段)があり、その終局が22時18分。
4日10時から大阪でプレーオフ1回戦(VS.久保王将)。その終局が5日の0時37分。
5日王将戦第5局の対局場下見と前夜祭のため島根県に移動。
6〜7日王将戦第5局(VS.久保王将)の対局。
8日 帰阪。
10日10時から大阪でプレーオフ2回戦(VS.佐藤九段)。終局23時54分。
12日10時から東京でプレーオフ3回戦(VS.広瀬八段)。終局23時30分。
13日王将戦第6局のため長野県に移動。
14〜15日王将戦第6局(VS.久保王将)の対局。
16日 帰阪。
18日10時から東京でプレーオフ4回戦(VS.羽生竜王)。終局22時59分。
これはいくら若くてもさすがに疲れたでしょう。仕方ないとはいえ、余裕のある日程で指させてあげたかった。
ともあれ久保王将はこれで4期目の王将獲得。来年度さらなる飛躍が期待されます。
私の予想は4勝3敗で久保王将防衛だったので、勝者のみ当たり。
さて、A級プレーオフは5回戦(決勝)は、21日に羽生竜王が前期挑戦者稲葉八段に勝ち、名人戦の挑戦者となりました。4敗して1度は圏外に去ったかと思われたところからの挑戦権獲得。ツキを感じます。
21日はネット中継で対局を観戦していましたが、言葉は悪いけどえげつない指し方で、久しぶりに羽生竜王の怖さを感じました。
2年前敗れた佐藤名人へのリターンマッチ、どうなるでしょうか?
名人戦開幕は4月11日、東京で。
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