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2018年04月25日20:14

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富士五湖ウルトラ・マラソン (中)

(承前)
人気のウルトラ・マラソン大会だけあって、エイドは充実しています。
給水はほぼ5kmごとで、水、スポーツドリンクの他にコーラも10kmごとぐらいにありました。
給食はバナナやオレンジ、カステラ、菓子パン、ミニトマトなどをいろいろと用意してくれていました。
もちろん梅干しやレーズン、塩タブレットもほとんどのエイドにありました。

さて第2関門は27.5kmで、制限時間は3時間45分です。ここも油断して1km8分ペースではとても間に合いません。
なんとかここを制限の20分前に通過しました。
関門はここまでがかなり厳しいのですが、ここがクリアできれば、あとはかなり余裕が見込めるはずです。
あとはのんびり行こうかい。

河口湖を過ぎ、西湖、精進湖とめぐります。
各湖の間には、当然ですがそれを隔てる峠があるわけです。
上り坂ではみんな(緑ゼッケンの人は)歩いています。
隣を歩いていた二人ずれの会話、ああ、あそこが峠の頂上だ、あそこまで行けば上りが終わるぞ、でもそうしたら走らないといけないわね・・・。
実によく判ります。上りは歩いてもいいやと自分を許せますが、さすがに上りが終われば走らないとね。

35kmエイドではうどんを出してくれました。こういう塩気のある汁物は嬉しいなあ。
みんなランニング・シャツの背中には乾いた汗が塩となって白い模様を作っています。

西湖と精進湖の間には青木ヶ原樹海があり、その中を切り開かれた道を走ります。
精進湖の西の湖岸の辺りでフル・マラソンの距離になりました。5時間40分で通過。ほぼ予定通りの通過時間です。
そして43km地点が6時間30分の第3関門だったのですが、ここは40分前に通過できました。

で、自分にちょっとご褒美を、ということで、ちょうど日陰になっている場所の自販機を見つけたので、そこでトマト・ジュースを飲みました。
とおりすぎる人がみんなうらやましそうに眺めていた?

50km地点を7時間をちょっと切るぐらいで通過。
これで残り20kmに4時間を残すことができました。
あとは歩いてでもゴールできるのではないだろうかという甘い考えも脳裏に浮かんでしまいます。
それはともかくとして、ここまで来れば完走はできるでしょう。

71kmだと、100kmウルトラとは精神的に全く違うなあ、とつくづく思います。
100kmウルトラではたいていこの辺りに中間エイドが設けられていて、着替えをおいたりします。
やっとこれで半分か、という思いで辿り着きます。
この地点で、まだ半分も残っている、と思うのと、あと20kmだけだ、と思うのでは精神的に天と地ほどの違いがあります。

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