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2017年11月19日05:48

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狛犬渉猟File@駒形神社

☆File#158 駒形神社
○所在地…千葉県佐倉市内田1
○社格など…旧無格社
○訪問日…平成29年10月8日
○歴史・由緒など…旧下総国印旛郡の界隈、すなわち現在の千葉県佐倉市・成田市や八千代市の界隈にのみ数多く分布し、他の地域では見られない神社がある。麻賀多(まがた)神社である。本社は現在の成田市台方に鎮座し、旧印旛郡内で唯一の式内社でだった。駒形神社も、この麻賀多神社の系統に属する神社で、元は「駒形」ではなく「小麻賀多」と書いたらしく、やはりこの界隈に数社が分布する。当社もそのうちの一つ。応永21(1414)年の創立と伝える。明治41年には付近の皇産霊神社・羽黒神社・浅間神社・日枝神社・北斗社を合併したと云う。
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DIC川村記念美術館に伺った際、滅多に来ない地域なので、と足を伸ばし、片道徒歩20分ほどかけて伺ってみた神社。

その社殿の前を護っていた1対(通算255号)
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すぐ目の前に柵が設けられ、ちょっと写真が撮り辛く、見辛くもあったのだが、なかなか立派な彫りのW(ダブル)子取りのペアだった。
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口の開き方はお互いに微妙で、どちらとも吽形に見える(口は少し開いてはいるが、歯を食いしばっており、阿形には見えない)。
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そしてもう一つ特徴的だと思ったのは、社殿向かって左手の像が連れている子狛が、《獅子に牡丹》の牡丹を咥えているところ♪
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細かいとこにも拘って彫られた狛犬だと感心した(*´▽`*)
しかも、「文久三癸亥年/春二月」生まれ(右像台座前面に年紀銘)と、キャリアも十分!
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文久3年は、西暦でいうと1860年。
奇しくも、この日DIC川村記念美術館で拝見した古写真の展示、その主役たる写真家フェリーチェ・ベアトが来日したとされるのが、この年、文久3年なのである!
そんな偶然に驚いたりもして、、この日もわざわざ足を伸ばして見に来た甲斐のある狛犬に巡り合えたことに感謝した♪
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