■3割の小学生「ランドセルが痛い」 正しい背負い方は?
(朝日新聞デジタル - 08月19日 12:29)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5250569
どうして大きくなったかというと,教科書やノートがB5版からA4版に変わったからです。はっきり思い出せませんが平成20年頃だったでしょうか。
平成23年に小学校1年生の学級担任をしたときのエピソードが忘れられません。
A版に移行しつつあった教材類にランドセルがまだ対応できてなかったときです。新1年生のランドセルはそれまでの小さい型のものでした。子どもたちは登校するとランドセルを自分のロッカーに整頓して入れます。その際,横向きに立てることになっていました。そうするとロッカーの中が整頓しやすいからです。ロッカーの左側に収められたランドセルが並んでいるのは整然とした美しさがあります。
ところが,ひとりだけ横に立てられない子がいました。かれはA版対応のランドセルを買ってもらっていたのです。一回り大きいから旧式のロッカーの企画に合いませんでした。やむを得ません。かれのランドセルだけ一年中違った向きで置かれることになりました。
さて今,ロッカーはどう改善されたか分かりませんが,全員のランドセルが一回り大きいA版用になっているのは間違いありません。昔に比べて小学生のランドセルは確実に重くなっています。
「学校に教科書もその他の教材も置いていけばランドセルなんていらない」
わたしは現役時代からことあるごとにそう発言してきました。
でも,これが受け入れられるにはいろんなハードルがあることもよく分かりました。子どもにとってはそれがいちばんいいと思うのですが,子どもじゃない,いろんな人がそれでは都合が悪いようです。
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