昔の電車の座席には灰皿が

灰皿がついていました。１座席に１個ついていました。

　長距離列車ではタバコを吸うのは珍しいことではありませんでした。酒の好きな人は当然飲みます。いい時代でした。当時の日本人はタバコの煙になんてビクともしませんでした。「受動喫煙で」なんて弱っちいことを言う人はいませんでした。それが大きく変わりました。抗菌グッズの戦略に嵌められて，必要もないのに抗菌しなければならない雰囲気になっています。ふとんやソファーに見えない菌が無数についていてパニックになるお母さんのCMがあります。あの手のCMを見て，売らんがためにそこまでやるかと思います。たいていの菌より人間の方が圧倒的に強いはずです。でなければとっくに人類は滅亡しています。

　不愉快なものは禁止しようという流れは果たして正しいのでしょうか。
　禁酒の次は、禁茶，禁チョコレートかもしれません。その次は禁臭，禁匂。いい匂いもダメですよ（いい悪いなんて個人的な好みですからね）。「ファブ○ーズしてない人は乗車できません」というアナウンスが流れる世の中になるかもしれません。その次は，いよいよ禁見た目，･･････。
　みんながタバコを吸っていても昔の人は元気でした。周りで酒を飲んでいるのが問題になることはありませんでした。何でもかんでも禁止される未来人には想像できない世界でしょう。

■なぜ、電車を禁酒にできないの？禁煙・禁スマホ・禁男性できるのに　鉄道会社「そんな質問、初めてです…」
(ウィズニュース - 05月25日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4588386