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2018年08月16日05:23

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乗鞍岳登頂記(4):優しい登山道を1時間弱で着いた山頂はガスの中

 肩の小屋に着いた。ここからが本格的な山行となる。
 ちなみに肩の小屋の標高は、2760メートルであり、乗鞍岳剣ヶ峰の山頂は3026メートルだから、ここから300メートルもない。日本で最も優しい3000メートル峰、と言える。

◎摩利支天岳の山頂にドーム屋根
 ただ乗鞍岳名物のガスが早くも山頂を隠している(写真)。ガスは、風で常に動き、山頂は一瞬、晴れる時もあるが、概ね隠れている。
 道は、さほどきつくはない。ロープ場もあったかどうか、今は記憶にもない。それほど優しい山、である。
 行く手の右に摩利支天岳(標高2876メートル)が見える。山頂に旧・乗鞍コロナ観測所、現・乗鞍観測所のドーム屋根が見える(写真)。
 山頂は、吹きつけるガスに概ね隠れているが、時折風に飛ばされて、姿を見せることもある。山頂で視界が開けるか否かは運次第である。

◎畳平から2時間弱、ついに剣ヶ峰到達
 途中、礫の間にイワツメクサの可憐な白い花を観た(写真)。
 肩の小屋から40分で、蚕玉岳(こだまだけ)に着いた。ここの標高は、2979メートルだから、山頂まで50メートルもない。この時は、晴れていた(写真)。
 しかし乗鞍の気象の変化は激しい。あっという間に底から湧き上がってきたガスに隠れた(写真)。
 そして畳平から登り始めて2時間弱の14時10分、ついにガスに覆われた乗鞍岳剣ヶ峰山頂に達した(写真)。

◎ずっと低い山の外国の山の方よりずっと優しい3000メートル峰
 生涯2回目の3000メートル峰だが、むしろ今年で言えば、ずっと標高の低いはずのニュージーランド、ミルフォード・トラックのマッキノン・パス、ソウル近郊のドボンサン、南樺太のチェーホフ山に比べれば、何と優しい山だろうと思った。
 乗鞍岳が初心者に人気なのは、なるほど、と実感した山行であった。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/201808160000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

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