今日も枝垂れ桜の枝の処理作業。
植木ばさみの使い過ぎで、右手が痛いです。
男性諸君にお伺いしたい。
男子寮でなはく、公然と女子寮で女子に囲まれて暮らせるのは、そっちの方がうれしいのではないか?
トイレもお風呂も一緒とか、うらやましすぎる環境かと、感じるかどうか。
と、思ったのは、まあ私一人ではなかった。
身体が「女」であることの不幸、と言えばそうなのだろうが、男だから男子寮に入りたい、という理屈はあんまり普遍的だとは思えない。
男子寮にいたら「集団レイプされる」と言っている人もいるが、元々男子を好む男子もいるのである。この危険性は別に身体が女であるかどうかは関係ない。また、異性と一緒に暮らしたら「レイプする」という発想そのものが心が貧弱だと感じる。
が、そうはいっても、お風呂に一人だけ女の身体の男がいたら、はやっぱりちょっと困ると私も思う。ついつい身体を見てしまうだろう。
今の日本で、個々人が満足いく結果、というのを求めても難しい例は多々ある。
性別という変えられないもの、で苦しんでいる人はなおさらそれは深い悩みであろうが、訴えるべきことは訴えると良いが、どこかで妥協も必要になるだろう。
作文が苦手な人が、新聞社に勤めていて、「記事を書け」と命令され、自分は作文が下手だから「新聞配達したい」といっても、その仕事は新聞社の仕事ではない。
と言うような例は、(この例は極端だが)働いている多くの人は多かれ少なかれ感じるはず。耐えられない人は転職したり、フリーランスで仕事をしたりと、生き方を変える方向で解決へ向かう方が一般的だと思う。
いや、別に一般的な生き方をしなくても良いと思うよ。
だけど、そこで生まれる様々な軋轢は乗り越えていかなければならないだろうと思う。
男子寮で暮らしていて、男と一緒に暮らしていたって、バレるようなシチュエーションは多々あり得る。
記事そのものが舌足らずなのか、朝日新聞の記事だからなのかは分からないが、根本的に色々疑問に思う話だとは感じる。
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■性同一性障害「他の訓練生に知られた」 男子寮に入れず
(朝日新聞デジタル - 12月14日 09:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4903096
愛知県が運営する「愛知障害者職業能力開発校」(同県豊川市)で、戸籍上は女性だが男性として生活している訓練生(23)に対し、希望する男子寮ではなく女子寮への入寮を条件に入校を認めていたことがわかった。訓練生は「女子寮に入ることで、性同一性障害について他の訓練生に知られることになった」と話している。
訓練生は、高校時代に性同一性障害との医師の診断を受け、裁判所へ改名を申請し認められた。卒業後に勤めた病院では男性として働いていた。昨年、筋ジストロフィーの症状が進行したため、病院を退職。1年制の職業訓練施設である同校に今年4月の入校を希望し、願書には既往症として性同一性障害を記入して、診断書も添えて出した。
同校には通校が難しい人向けに女子寮と男子寮がある。この訓練生は杖や車椅子を使って生活しており、通校が困難なため、男子寮への入寮を希望。入校許可の際、通校生として扱われていたため、問い合わせたところ、性同一性障害を理由に入寮を断られたという。
通校は難しいことを訴えた結果、戸籍上は女性となっていることから、女子寮なら受け入れられると学校側から提案され、いったん受け入れた。しかし、トイレで女性の訓練生と顔を合わせる気まずさなどから、入寮後も男子寮への移動を訴えたが、認められていない。
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