私は無痛分娩

2人子供を産んで、2回とも無痛分娩だった。
じゃあ痛くないのかっていうと、痛い。ちゃんと痛みはある。たんに緩和されるだけ。
第一、2人とも産む直前まで悪阻で苦しんで、特に1人目の時は体重が増えなくて体力がない中での出産。陣痛中に気を失って、危なかったんだよ。
更に、産んだ後に子宮内か産道内で内出血起こしてて、麻酔が効いてる間に手術。あの時は無痛分娩で良かったと思ったよ。

「甘え」だとか何とか言う人は、産んだことのない人や男性じゃないのかなぁ?
痛いことがそんなに偉いのか?　「子供を無事に産む」ことが大切なんじゃないのかね。
「痛い」ことが大切なら、殴られながら産むのが一番いいんじゃない?

「〜でなければならない」ってのは危ない風潮だと思うよ。
自分たちが思い描く理想の世界以外は認めない、そんな世界がいいのかね?
そういう偏った考えが戦争に向かわせたんじゃないのかなぁ?

陣痛の痛みに耐えて、子供を産まなければならない
子供はだれにも頼らず、自分たちだけで育てなければならない
子供のコントロールは母親が全て出来てなくてはならない
自分たちの生活の為に、幼児は騒いではならない

それで、どんな子供に育つの?
自分たちの子供の時はどうだったの?
泣いたことのない赤ちゃん、子供だったの?

抑えつけて育てたら、思春期頃の反動がすごいって知ってる?

以前、「自分は静かな子供だった」って書いてた人がいたけど、一度も泣いたことも、怒ったことも、大笑いしたこともないのかなぁ?
幼稚園や保育園で、お遊戯しなかったの? 歌わなかったの?　遊ばなかったの?

本人が覚えてないだけだと思うよ。
静かな性格だったのは分かるけどね。

全てに正しい家庭って、子供にとっては「地獄」なんだって。心理学で勉強したよ。
正しいだけじゃない、適度な家庭がいいんだって。

とにかくさ、自分たちの理想を押し付けないで。お願いだからさ。

■NHK「無痛分娩特集」に波紋　痛みより大事なことは「選べる安全な環境」
(しらべぇ - 08月18日 16:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=4722871