mixiユーザー(id:1726250)

2016年05月14日09:38

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10年ぶりにケータイ替えた件5

(去年書き始めたけどupせずにいたやーつ。いまさらだけど、)
iPhoneの「サイレントスイッチ」って何のためにあんの?

パッと見「基本的に音が出なくなるもの(MUTEスイッチ)」なのだと思い込んでいた。
ナルホド、ハードスイッチ一発で出来るなら、例えば劇場とかで、音が鳴らないことを担保したい時に便利だよね。と。
でも違った。

サイレントonでも、時計(アラーム)とLINEの「音の出るスタンプ」は音が鳴る。
(これだけでも「なんじゃそりゃ」感。)
逆に、そういやヘッドセット時にメール着信通知が来ないみたいだなーと思ってたら、
そういう問題じゃなかった。サイレントモードだから、音が鳴らないだけの話だった。
サイレントoffなら鳴る。音楽聴いてても割り込んでくれる。

しかし、サイレントoffだと、着信音とアラームは、ヘッドセット時でもスピーカーから鳴ってしまう。
時計(アラーム)のさらにアホなところは、[サウンド]を"無音"にすると、画面表示以外、何も起こらないこと。※
(アラームにならないじゃんw 誰がこんな機能を欲しがるのか。
[無音(バイブのみ)]のアラーム?必要ありまくるよ。昼寝の目覚ましとかに。公共の場のね。

...ん?! どうしろってのこれ。
これって、一貫性の無さ(オレの嫌いなやつ)からくる複雑さ...よかれと思って、思いつきでホイホイ機能付けてったら、ワケ解らなくなっちゃった...の様な気がする。
(APIでどうにでも出来ちゃう仕様は仕方ない。でなきゃ「カメラだけは例外」とか出来ないし)。
もともとは「素人に面倒なことを考えさせない(そのためには必要かも知れない機能すら敢えて削る)」のがコンセプトだったはず(たぶん)なのにね。

答えを書いといてやると:
「サウンド」設定は、「モード設定」を設けてその下位メニューに(モードというかポリシーごとに設定出来る様に)すればいいんだよ。※※
そうすりゃ、「サイレントスイッチon」とか「ヘッドセット接続」といったイベントに応じて一括変更出来る。
ていうかそもそも、ヘッドセット接続時にスピーカーから鳴るって頭悪いだろw
(サイレントモード時もそうだし、前にも書いた、繰り返しだけど http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943872375&owner_id=1726250&org_id=1943875706

シンプルに「サイレントonとかヘッドセット接続時はスピーカーは鳴りません(例外はカメラだけ)」。それで誰が困るというのか?「残念な人向けの解説本(またはWeb記事)のライター」くらいしか思いつかんのだが。


※[無音]ではなく無音の音データを作ってそれに設定すれればよいのだろう。が、音を設定するにはiTunesストアから買う必要がある。
...このあたりは、今はもう(いや前からかw)iPhoneはSmartPhoneではなく、フィーチャーフォンと思って深追いしないようにしている。
とうぶん使うつもりではいるが、その理由は、長い物に巻かれたほうが面倒が少なくて楽だから(メジャーだから周辺機器が多いとか)に過ぎない。
アラームについては、素人の作ったアプリもいくつか探したが、このバカな仕様を真似て「サイレントでも鳴るので、安心です」などと謳ったものが多かった。ので、今のところiPhoneを目覚ましに使うのは諦めている(考えるのをやめている。ヒマがあったら考えよう)。

※※ちなみにSymbian(NOKIA)はそうだった。オリジナルモードを作ることも出来た。

「Nokiaなんて日本で成功出来ずに撤退したじゃんwww」というアホが沸くかもなので、蛇足ながら先に書いておくと、
成功出来ずにというか「日本なんて、おかしな苦労をしてまで獲りたい程の市場規模じゃなかったから」というのが撤退の理由。
(当時Nokiaは世界シェア4割近く、1機種でン億台とか売っていた。また、Symbian OSはNokia以外の携帯電話でも使われそのシェアは9割以上であった。)
「おかしな苦労」とは「日本語化作業」のことではない。それは例えば「3Gの標準機能であるインターネットアクセス機能を隠す作業(!)」とかのことである。
...当時の日本ではケータイは携帯電話会社のネットワーク(DoCoMoでいうi-mode)を中継しないとネットが使えないことになっており、インターネットアクセスが3Gの標準機能であることは隠されていた。
(あとSIMカードの存在も隠されていた。というか、そのために、DoCoMoは自社の3Gサービスを「3G」と呼んだことはなく「FOMA」と呼んでいた。だから3Gにあるはずの機能が無くても問題なかったのである(笑)
だから、3Gグローバルスタンダード端末をDoCoMoに取り扱って貰うには、アクセスポイント定義とかアプリインストールの機能を削除したり、メールクライアントをi-mode仕様のものに入れ替えたり...全く別のマシンに作り変える必要があった。
スマホ全盛・(ようやく)SIMカードが認知されてきた今なら、それがどれほどアホらしい作業か、素人の皆さんにも理解出来るだろう。が、10年前は「自称ケータイマニア」でもこの手の話を理解出来る者は日本には殆どいなかったのだ(だからあえて今書く)。

ちなみに勘の良い素人さんは気付くと思うが、「海外には"ガラケー"が無い」理由は下記の通り。
・3Gの頃からインターネット接続が出来た(だから当時からSmartPhoneが存在した)
・「SIM(=回線契約)と電話機を別々に買う」スタイルが多い
そして電電公社(NTT)がそれを嫌って、配下の端末メーカーに"輸出不能"な端末ばかり作らせた結果、日本製のケータイは世界じゅうどこでも使える端末に負けて絶滅しました、と。

そういやこないだ「東洋経済オンライン」の記事ディスって来たっけw(2015/10月ころ)
最近は"自称専門家"でも、若いからか、"歴史認識を誤って"いる人がいるような。

[日本企業は「市場の声」を聞き過ぎる - だからiPhoneに完敗した]
http://toyokeizai.net/articles/-/87100?display=b
↑に対し、だいたい下記の内容で。
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日の丸携帯はiPhone登場以前から世界ではとっくに完敗している。
かつての勝者NOKIA、韓国メーカー、iPhone、の3者には共通点がある。それはグローバルスタンダードを意識していること。日の丸携帯の敗因などNTTのビジネスモデルにしか無い。「イノベーション」という単語使ってみたさに、論点がすり替わってしまったのだろう。

ジョブスは自分のイケてると思うものを作っただけで、「イノベーションを起こそう!」と言って起こした訳ではない。「アレを見習ってイノベーションを起こしましょう」という論理にも無理がある。
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