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2017年11月18日01:29

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その先にあるもの

心の底から共感できる。
私は平凡な介護士だった。ある日突然うつになり、強制的に精神科に行かされた。
そして私は発達障害と診断された。
何度も死のうと思ったが死ねず、最後に残ったのは希望だった。人は希望があれば生きていける。

出来るところを受け入れるのは容易で、出来ないところを受け入れるのは困難である。
私は昔、誰よりも仕事ができ、人の上に立ち、多くの事を成し遂げる事が価値観だった。今なら、それがどれだけ愚かな考え方だったか、よくわかる。

人間の能力の高低は、人間的な価値の有無とは全く別のものだからだ。
大きな事を成し遂げたから偉い訳でもなく、小さな事しか成し遂げられないから駄目ではない。人には定められた運命がある。それをどう生きるかが重要ではないかと今は思う。

きっと、発達障害じゃなかったら、きっとバリバリのキャリアウーマンになっていたと思う。そしてもっと冷たい人間になっていただろう。
そう考えれば、きっと神様は私に他人の痛みをわかる優しさを、傲慢にならない謙虚さを身に付けるために、この発達障害を与えてくださった。そう考えた時に、私の中で希望が生まれた。
もう私が劣等感を持つ必要は無いのだ。

診断名やIQは自分を構成する一部であり、自分を知る手がかりの一つに過ぎない。与えられた中で精一杯生きる。それでいいじゃないかと思う。

ジョジョの第1巻で、フレデリック・ラングブリッジの言葉がある。
「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。
一人は泥を見た。一人は星を見た。」
私も星を見る人間になれればいいと思っている。


■声優・林原めぐみ、自閉症と診断され動揺するファンに「病名や診断は『未来』のためにある」とエール ブログ話題に
(キャリコネ - 11月17日 20:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4864302
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