『ジャーナリズムの現場から』
大鹿靖明:著 / 講談社現代新書
著者もジャーナリストであり、他のジャーナリスト10人との
対談の様子をまとめた一冊
日本の新聞は、独自性・主体性がなく、
権力によって言論統制・情報統制されている指摘は
最近良く目にする
さて、ジャーナリストというくくりでは
新聞は含まれるのか?
言葉のイメージでは、組織に所属せずフリーで
取材・活動しているのが「ジャーナリスト」
本書に登場するジャーナリストは、元々大手新聞社の
貴社経験があり、何か一つのテーマ・課題にとことんまで
取り組んだ経験がある
勿論、各人が優れた実績と業績を残している
むしろ、そういう独自の活動があるが故、著者がインタビューを
実施しているといえる
本書を読むと、本当のジャーナリスト・ジャーナリズムというのが
分かる気がする
各自が信念を持ち、自身が抱いた違和感・疑問点をとことん
追求していることが分かる
何かに対して問題意識を持ち、追求することはヒトとして
重要なことであることを再認識させる一冊
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