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2016年08月26日17:18

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ろくでもない息子を持つ母親の心情がわかりすぎて

「思春期に問題行動があったのでは?」って報道陣の質問。「小さいころから
変わったところのある子でした」と高畑淳子。「どんなふうな?」→
「規律を守れなかったり、朝いくら起こしても起きてこないとか、授業をよくサボったり。」そんなん誰でもあるわい。
それを問題行動というなら、ない子のほうが少ないのでは? 「まさかあんないい子が・・?」といった、世間的に問題のない子が犯罪を犯したりするではないか。

察するに、裕太が思春期真っ最中のころ高畑家は修羅場だったのではないだろうか。我が家もそうであったように家中壁に穴があいていたのではないだろうか?
その嵐のような日々が過ぎ、自分と同じ俳優の道を歩み始めた息子。問題のある子ならなおさら自立への道筋をつけてやるのも親の責任。

性欲の強すぎる息子に毎週女をあてがってお金で処理しなさいと教えればよかったのか?危うい息子のことが気がかりながらもただ見守るしかなかったと思う。

息子の性癖の質問は痛いね。母親が息子の性癖など知るまでもないだろう?もし知ったとしてどこかしら専門の矯正施設にでも入れるのか?本人が自分から入るという以外無理だと思う。

こうなった理由は?=「彼の甘さ」にあると語った。甘い人間をどうすればいいのか?世の中は甘くないということを自分で身を持って経験させるしかないのだ。

ろくでもない息子になったのは母親のお前が甘やかしたからといわれる。甘やかしたのでなくても甘い人間は生まれる。性格や性癖は親のせいじゃない。そして残念なことだが、問題行動を起こしたときに母親が弁償するとか謝罪に行くとかしっかり対応するたびに本人は「あぁまたお母さんがなんとかしてくれるわ」って思う。そういうところだけ子どもは知恵がはたらく。だからまた繰り返す。
何もしてくれない親を持つと自分がしっかりしないとと思うのかもしれないが。それもまた程度の問題で、愛情をもって突き放すのと愛情がまったくない(無関心=ネグレクト)とでは雲泥の差がある。
高畑淳子は母親として子どものことをしっかり見てきたと思うから、どんな質問にも受け答えできたのだろう。そこのところが三田佳子とは違う気がする。
離婚して女手ひとつで仕事もしながら人一倍厳しく育ててきたはず。うそをつかない、人に迷惑をかけない、感謝する、当たり前のことを口をすっぱくして言ってきたはず。それでもこの馬鹿息子には届かなかったのだ。

親が正しく生きていれば息子も正しく生きるようになるというのは理想論にすぎない。ほんとうに虚しく無力感が半端ない。もう十分に成人した息子の犯した罪。母親に何の責任がある?そう言われても、我が子のために自分が矢面に立とうとするのが母親なのだと思う。

「こんなことを言うのは不謹慎かもしれませんが、泣きじゃくる息子に『私はどんなことがあってもあなたの母親だから』と声をかけました。」

母親だからどんなことをしてでも息子を守るという強さだけではなく、最後まで私はお前の母親(身内でありともにある=見放さない)ということの決意表明だと思う。


    



高畑淳子が会見 涙で謝罪「大変なことをしてしまいました」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4161314
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