コナン君の「あの方」の雑感

『名探偵コナン』“あの方”の正体が、ついに判明
http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/12/syonensundy-conan_a_23305527/
で、以前の事件に名前だけ出ていた、烏丸蓮耶だったという話。

最初に名前を聞いた時は「誰？」だったのだけれども、シルエットが描かれたコマを見たら、パッと記憶が蘇る。特徴的なシルエットや、「９０歳で謎の死」というパワーワードは、当時の私にも　強い印象を与えていたようだ。

正直かなり唐突感はあるのだけれども、私は知らなかっただけで、以前から正体考察スレでは有力視されていたらしい。伏線はちゃんと張ってあったということなんだろうと。

それに比べたら、それまで作中に１〜２回　名前が出ていただけなのに、いきなりラスボスとして立ちふさがって、主人公と相討ち（後にバリツで一方的に叩き落とされたことになってしまったけれど）になった、「シャーロック・ホームズ」のモリアーティ教授のほうが、よほど唐突だったかもしれない。自分がホームズのリアルタイム読者だったら、ブチ切れる自信がある。

まぁ烏丸蓮耶とは分かったけれど、半世紀前に９０歳だった人間が、そのままで生きてられるはずはない。若返っているか、別の人間が名乗っているか。結局「今現在の烏丸蓮耶は誰なんだ」という話になるわけで、依然として「ボスの正体は誰なんだ」は続く。

もういっそ、過去に飛ばされたコナン君が烏丸でしたという、ミッドナイトサブマリン的な展開でもいいと思うのだけれども。