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2016年03月26日19:03

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fb「子供時代に大切な事」 竹下三隆(臨床心理士)160326

自分を認めないでいて、他人を認める事はできない。
 自分に許せない所が沢山あれば、許せない人も沢山できる。

立派に育てようとするあまり、子供に高い理想を押し付けてしまう。
 理想通りに育った子供は、周囲にも高い理想を求め、
 生きずらい性格になる事がある。

 その子供は、高い理想を他人に押し付けずに、
 一人一人の個性を理解せねば、人を受け入れる事はできない。

親が高い理想を、直ぐに実行させようとするのは間違い。
 子供のありのままの姿を認めた上で、
 長い目で成長を見守る余裕を持つ。

人に甘える事ができないと、人間関係を作れない。
 相談や悩み事など、小さな我儘を言えないと
 人は繋がって行けない。

 小さな我儘を言えない人は多い。

 酒を飲んだ時だけ、普段言わない事を勢いよく話す人は、
 日ごろは大人しく、自分を抑えている。

 これが、極端になると犯罪に繋がる事がある。

少年院で殴られ続けて、傷つき過ぎて感覚が麻痺してしまう事がある。
 殴られても、麻痺して痛みを感じなくなった子供は、
 自分が殴られる事に慣れてしまい、
 人を殴っても悪い事をしたと感じられなくなる。

 こうした子供たちを更生へ向かわせるためには、
 まず否定しないで、受け入れてやる事。

リストカットをする子供がいる。

 「そんな事をしてはいけない」という否定も、
 「どうして、そんな事をしたの」という叱責もいけない。

 「そんなに、しんどかったのか」と、
 辛さに共感してやる言葉が必要だ。

 
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