mixiユーザー(id:15845955)

2016年05月26日17:34

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都合と損得により腹が立ちます。では悪法は変わりません。

都民の99パーセントに嫌われても、結構どこ吹く風な舛添氏に、テレビのコメンテーターさんは「くっそう、効いてないじゃないか」と相当御不満そうです。

舛添氏が割と余裕なのは、政治資金規正法において政治資金の公私混同が禁止されてないことを知ってるからでありましょう。
土地の購入以外はどこで使われたかがわかればいいらしい。あとは倫理の問題、つまり法的に問題なしと結論が出るだろうとわかっているし、オリンピック前にごちゃごちゃ首のすげ替えやったら世界的に恥をかくということがわかってるから「どってことないだろ」と鼻くそほじって構えてるんですね。

しかし都知事になるとここまで本性あらわにするものかなあ、政治と金を癒着させてはならないとあれほど言ってた人が。
でも「知事になったからには御大尽は当たり前」なんて風潮はとっくに作られてたんですね。
公費をじゃぶじゃぶ使いしかも公私混同をはるかにでかいレベルでやっていた石原閣下を都民はお忘れだろうか。その彼に対して、アナタやワタシはどれほど弾劾したか?

知ってる人はいやんなるぐらい知ってるだろうけど、豪華な海外出張はこの人あたりから始まったのだ。99年からの7年間で総額出張費2億4千万円、1回平均1600万円。海外で大型クルーズ船チャーター、スイートルームはもちろん当たり前。
06年5月からのロンドン・マン島出張では、本来の目的であるはずの五輪の調査は実質約1時間半にもかかわらず、マン島でのオートバイレース見物などをして3600万円もの経費をかけて豪遊。
画家である四男坊(延啓氏)の絵を四男の知人が担う事業を通じて都が出資する新銀行東京が購入していたり、息子が都の公費でヨーロッパに渡航していたり、もう無茶苦茶。
さらに週3日ぐらいしか登庁しなかったのは有名な話。
知事日程表にはしばしば「庁外」という言葉が登場するけど、これは知事の動向を都庁が把握していないという事で、この「行方不明」期間が1年間7カ月の期間で110日も数えられたという話です。湯河原にいては都民の一大事に間に合わないではないかとい言われていた舛添さんよりある意味たちが悪い。間に合わない以前、どこにいるかわからないんですから。

それでも「外からの敵に対して強いのはこの人」「日本を守ってくれる力強いお方」とすっかり都民を骨抜きにしたおかげでやりたい放題、その悪しき習慣が都に残り、その習慣は甘い甘い「政治資金規正法」によってほんわりと守られているわけですね。その甘い汁をズルズル吸ってるのが舛添氏。
さあ、悪いのは誰なんだろう。そしてこの悪しき伝統、次の都知事に受け継がれるのを防げるのか否か。

「石原はちゃんと仕事してくれたからいいんだ」とか言い垂れていたら、そのうち頭の黒いドナルドトランプみたいな「俺に任せれば外敵蹴散らしてやるぞ!」という口だけヒーローみたいなタイプが現れた途端「まあ素敵!」と人々はヨロメキ、伝統は強いものに弱い民衆のお許しに寄り温存されることになりますな。

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