ウチの息子も殺してくれ。

■５０分間で４５人襲う　相模原殺傷、首や胸に傷集中
(朝日新聞デジタル - 07月27日 12:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4113624

似たような障がいを持つ50代の子供！を持つ親がご近所にいます。

息子さんは同じく今回の惨事の現場と似たような施設に入所しての共同生活。
当然ながら､施設に入所するのはタダじゃない。
市区町村の中には､補助金のようなものも支給されるらしいが､大半は自己負担。

★なけなしの年金からの支払い。
★そうなれば当然､ギリギリの生活。
★更には｢もし親の私が死んだら､息子は１人で一体…｣
★故に死ぬに死ねない。

今回のニュースで､そのご近所のおじいちゃんは耳を疑う事を口にした。
｢いっそのこと､ウチの息子もあの施設で刺し殺してくれたら…｣

上の４つの逼迫した話を聞いた後では
｢おじいちゃん！冗談でもそんなこと言っちゃダメですよ！｣
とは言えなかった。

何を思ったのか､おじいちゃんはしくしく泣いていた。
その涙の意味は
当事者にしか分からないんだと思った。

僕はそのおじいちゃんとは親戚でも何でもないけど､
しくしくと泣いているおじいちゃんを見て
自分の無力さを感じずにはいられなかった。