豊臣政権　　五大老

豊臣秀吉の五大老制だが当初（1595）は、徳川家康・前田利家・毛利輝元・小早川隆景・宇喜多秀家・上杉景勝の六人だった。家康には東国支配を、輝元・隆景には西国支配を委任し徳川家と毛利家は別格だった。

五奉行の上にあって政務を総攬する豊臣政権の最高顧問として秀吉が創設した

豊臣家と覇権を争う可能性のある徳川家康を政権内に取り込み、予め禍根を断とうとした策であったらしいが家康に対抗・牽制しうる人物として考えていたのが、「御掟・御掟追加」発令時は毛利輝元と小早川隆景、「五大老・五奉行」制度化時は前田利家と考えていたようだ

豊臣家と覇権を争う可能性のある徳川家康を政権内に取り込み、予め禍根を断とうとした策だったが、これからいかに崩れていくかがドラマの焦点になる（と思う）