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2018年03月18日22:43

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その時代に学んだこと

小学校高学年で理不尽な先生に当たりました。

日々の不満というか怒りが積もって、六年生のある日、クラスみんなで逃げようということになりました。ボイコットです。
最初はみんな乗り気だったけど、怒られるからやっぱり残るという子も出てきたりして。それでもクラスの3分の2がボイコットして帰りました。

すぐ大問題になり、みんな親とともに学校に呼び出され、教室で話し合い。これまでの不満を児童が言い、親たちがそれを聞き先生を問い詰めました。

先生はしどろもどろになり、最後、「用事がありますので」と言って帰ろうとしました。親から「帰るのか!?」と言われたにも関わらず、逃げるように教室を出て行きました。

残された私たちの前に保護者の1人が教壇に立った。理不尽なこともあるということ、でも折り合いをつけてかなきゃいけないこともあるもいうこと、人の悪いとこだけでなくいいとこも見つけないといけないこと、色々教えてもらった。高学年の間で1番心に残ったのは、先生ではなくその保護者の話です。

それからほんの少しは先生おとなしかったけど、結局すぐ元に戻った。

戻ったけど、違った見方で先生を見れたから、まあ不満はあったけど、爆発はしなかった。

『いつも威張ってるけど、結局困ったら私たち置いて逃げるんだよね』

所詮そんな人間なんだって。卒業まで適当に合わせとけ、みたいな。


暴力あり、差別あり、セクハラあり、なんでもありで、今の時代だったらすぐクビでしょう。でも、そんな状況の中からも学ぶものは結構ありました。

理不尽な先生、理不尽な校則、色々ありました。

それから解放されたときの喜びを感じることや、「あの校則、絶対おかしかったよね?」って同窓会で笑って話せること、今の子どもたちにはないのかな。

私は学ぶことができたけど、深く傷ついた子もいたでしょう。だから、昔が良かったとは言えません。


しっかり守ることも大事、でも見守ることも大事。

そのさじ加減が難しく、これは永遠の課題なんじゃないかな。

でもきっと、みんなが納得できる完ぺきな答えはないんだと思います。

ただ、誰か1人でも味方になってくれる大人がいてくれると、子どもたちの気持ちも、ちょっとは違うかなと思います。




■時代遅れの校則が残り続ける理由――生徒を支配する人権意識の薄い教員も
(日刊SPA! - 03月18日 16:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=5032283
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