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2017年08月31日23:35

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【第42期 囲碁 名人戦七番勝負第1局】

■高尾が先勝=囲碁・名人戦
(時事通信社 - 08月31日 20:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4743824

大阪市北区のホテルで30日始まった囲碁の第42期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第1局は31日、271手で高尾紳路名人(40)が挑戦者の井山裕太六冠(28)に白番半目勝ちした。
7大タイトルのうち6冠を持ち、将棋界を含め前人未到の全冠復帰を目指す井山六冠は黒星スタートとなった。
第2局は9月12、13日、東京都文京区で打たれる。

● 今期の見所など ○
http://www.asahi.com/articles/ASK804FKNK80PTFC00R.html?iref=comtop_latestnews_04

先ずは、高尾名人から。
ここ迄の7大タイトルの獲得は、名人2期、本因坊3期、十段2期、天元1期の合計8期。
前期は、スタートダッシュに成功した事が勝因の一つになったが、接戦の末に見事に無冠の返上に成功した。
二桁乗せ迄、あと2つになり、視界へ入って来たと言える。
復位してからの1年間は、やや本来の調子が出ていないという印象もあり、今期は何とか防衛を果して踏ん張りたいところだ。
前期の最終局は、今でも強い印象が残っている。
全盛期の井山六冠が初手から終局までの間に明確に優勢といえる局面が無かった。
この様な棋譜は他に無いと言っても過言ではなく、高尾名人の実力を証明して見せたと言える。
今期は2期連続通算3期目の名人位を目指す戦いで、二桁乗せへリーチを掛けることを目指す。

続いて、井山六冠。
ここ迄の七大タイトル獲得数の内訳は、棋聖5期、名人5期、本因坊6期、十段4期、天元5期、王座4期、碁聖6期の合計35期。
前期は惜敗して六冠へ後退し、大三冠からも陥落した。
この棋戦で初タイトルを獲得したが名誉称号の獲得へは最も遠い棋戦になってしまっているという皮肉な状況になっている。
しかしながら、序列上位のタイトルなだけに七冠の復帰は勿論だが、大三冠を制する意義は大きい。
失冠して1年経過したが、順調に他の棋戦で防衛を継続中で獲得期数も順調に伸びて来ている。
従って、良い状態を維持し続けていると言っていい。
今期は、2期ぶり通算6期目の名人位を目指すと共に大三冠と七冠が複合しているという状況である。
王座戦と天元戦も相手が決定し、昨年のリベンジ戦という色彩が強烈に出ていて大変な戦いになることが予想される。
ここで、しっかりと復位を果してこれ等の防衛戦へ備えて行きたい。

上座と下座を入れ換えての昨年と同じカードとなった今期の初戦は、高尾名人が取ってシリーズ開幕となった。

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