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2016年07月29日01:28

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【第41期碁聖戦五番勝負第3局】

■井山7冠が5連覇達成=囲碁・碁聖戦
(時事通信社 - 07月28日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4116452

囲碁の第41期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟)の第3局が28日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で行われ、井山裕太碁聖(27)=七冠=が挑戦者の村川大介八段(25)に269手までで黒番中押し勝ちし、3連勝で5連覇を達成した。
同一タイトル5連覇の規定により「名誉碁聖」の資格を得た。
井山七冠の名誉称号獲得は本因坊(二十六世本因坊)に続き2つめ。
十段・棋聖・名人・本因坊・王座・天元とあわせ七冠を堅持し、タイトル獲得は通算28期となった。
村川八段の初の碁聖獲得はならなかった。

● 村川八段、無冠返上ならず、九段昇段も逃す ○
http://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_result/_413.html

井山碁聖は名誉称号というモチベーション維持ネタが好結果をもたらしたと言える。
これで、5期連続通算5期目の碁聖位を獲得し、七大棋戦で二つ目の名誉称号の獲得となった。
また、この棋戦では小林光一名誉碁聖、大竹英雄名誉碁聖に続く3人目の称号獲得となった。
これで、七冠を守って次の名人戦へ臨む事になった。
ストレートで防衛したので、パラレルスケジュールを回避させたのは実に大きい。
囲碁の挑戦手合スケジュールは秋がタイトになっているので、負担の軽減を図りたいところであった。
次の名人戦は、名誉称号の獲得がリーチ状態ではないので、じっくりと気持ちを整えて臨みたい。
七大タイトル獲得総数も30期が視界に入って来た。
年内中に達成したいところ。

一方の村川八段は、まさかのストレート負けになってしまった。
直近の充実具合から、何とか接戦に持ち込めるのではないかと期待されたが、力を出せなかった。
関西棋院の無冠返上及び九段の昇段も果たせなかった。
内容的には一方的な結果になってしまったが、井山碁聖に対して妥協せず、戦いと攻め合いの迫力ある勝負を展開した為、全局で作り碁にならない激しい内容になった。
相手は全盛期に到達して勝つ事が容易ではないが、3局の内容を再検討して次の対戦時への対策も練って再挑戦を目指したい。
年齢的にも井山碁聖と同世代なので、村川八段もこれから打ち盛りに入っていくので、大いに期待できる逸材だ。

これで、今年も残り3棋戦を残すのみとなったが、この3棋戦では名誉称号獲得がリーチ状態になっていない為、少し違った展開も予想されるところだが、どんな展開になるか注目したい。

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