アーノルド・シュワルツェネッガー主演作品「プレデター」は、公開当時劇場で見ています。
「俺たちの仕事は人質救出で、人殺しではない」
と言いつつ、敵のゲリラが可哀想になるくらいwに、爽快に殲滅戦を繰り広げる、主人公が率いる米軍特殊部隊の隊員達。
隊員達のキャラクターが個性的、かつ魅力的です。
獲物が丸腰の人間だと決して手を出さないが、武装した強そうな兵士には、狩りの本能を駆使して全力で仕留めるプレデター。
不気味でグロテスクな容姿で見ていて怖いのですが、その「自分より強い敵と戦いたい!勝って雄叫びをあげたい!」という本能には「俠気 おとこぎ」が感じられて、男子なら思わず共感するでしょうね。
可愛いヒロイン?何それ?女子供はすっこんでろ!今から男同士のガチの喧嘩をやるぞ!
という、誠に男臭い作品でした。
さて、この作品は?
この「ザ・プレデター」の監督は、シュワルツェネッガー版に俳優として出演していたシェーン・ブラック。
自身が出演していただけあって、「プレデター」のファンなら必ず共感するキャラクターの造形や演出が施されていています。
くだらない下ネタの冗談を連発していた元米軍兵士達が、敵となるプレデターと対峙した時に本領を発揮するチームワークが、とても頼もしくて愉快w
初見の人はもちろん、シリーズを見ていた人ならEaster eggを見つけて笑えます。
面白かったw
「女子供はすっこんでろ!」
と書きましたが、作中で主人公の子供が大活躍しているところ。
「自閉症スペクトラムは病気ではない。人類の進化の過程だ」というセリフがありました。
「…病気ではない。」というところは、否定しません。
しかし、「自閉者スペクトラム」を持つ人=「超人的な能力を持っている」ではない。
最近の映画やテレビドラマなどで、自閉症スペクトラムは「障碍はgift 贈物」だと、やたらと持ち上げられているところには疑問が残ります。
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