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2018年10月20日13:16

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だったら売るのをやめろと言うバカ

タバコが体に悪いとか、分煙を禁煙がって話題が出ると、それやったらタバコの販売自体やめてもたらええんやとやけくそで吐き散らすアホな喫煙者が必ず出てくる。
アホでアホでどうしょうもない連中やけど、もし販売禁止になったらどんなことになるか、ちょっと考えたらわかりそうなもんやのにね。
習慣化、タバコの場合は中毒化している嗜好品の販売と使用を国内に限って禁止したらどうなるか、それは1920年代から30年代前半のアメリカを見ればわかる。

1920年から33年までの13年間、アメリカでは国全体で禁酒法が施行された。
州ごとのは、それ以前にも以降にもあったんやけどね。
飲んだらあかん言われたら、余計に飲みたくなるわけで、正確なデータはないけど、その時期のアメリカにおける酒の消費量は禁酒法施行前の1割増しやったって話もある。
おかしいやん、売るのも飲むのも禁止になってるのに、普段以上の酒が消費されるって。

裏で暗躍してたのがマフィアなどのギャングたち。
アメリカで造られてなかったら海外から輸入したらええやん。
ヨーロッパからはパナマ経由で、カナダからも陸路水路を使いどんどん持ち込まれた。
さらに、ウイスキーの産地であるケンタッキーやテネシーでは密造酒の製造が盛んになる。
数多くのギャング映画の舞台になっているのがこの時代。
「ゴッドファーザー」「ワンスアポンアタイムインアメリカ」「バグジー」「アンタッチャブル」「ミラーズクロッシング」「ラッキーレディ」などなど。

禁酒法以前のギャングの収入源と言えば、賭博と強盗、ゆすりたかりに脅迫恫喝といったケチなものが中心。
それが飛躍的に大きな金額を扱い、国際的かつ組織的に活動するようになったきっかけが禁酒法の施行。
なにしろ、アメリカでこそ売られてないものの、陸続きのカナダでならいくらでも手にはいるし、南に下ればカリブ海周辺に一大産地が控えている。
あとはそれをどうやって持ち込んで流通させるかだけなんやから、マフィアが手を出さないわけがない。
マフィア以外にも、目ざとい商人は密輸に精を出し、有名なところでは、ケネディ家はそれで稼いだ金で政界に進出したと言われている。

かくして、禁酒法が施行されていた間にアメリカ政府は5億ドルの税収を取り損ね、その一方でマフィアが爆発的に成長し、それは今日に至るまで尾をひいている。
海外で容易にかつ安価に入手できるものを国内で禁止にしてしまったらどんなことが起こるか。
アメリカの禁酒法とマフィアの躍進の関係を見ていけば一目瞭然。

タバコの販売を禁止してもたらええねんと言ってる連中は歴史からなんの教訓も得ていないアホ。
韓国から、中国から、ロシアから、アメリカから闇のタバコがどんどん入ってくるようになり、ようやく封じ込めに成功しつつある暴力団が息を吹き返すのみならず、なんたらマフィアが世界中から日本をターゲットにしよんで。
そこまで考えたうえで、そんなんやったらタバコ売るのやめたらええと言えるんなら言うてみろよな。


■たばこ、健康被害の警告強化=表示拡大や文言見直しへ−財政審
(時事通信社 - 10月19日 19:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5338982
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