高級中華はさすがに違うの巻

春に町会の集まりであたった食事券を使い、プラザオーサカの１万円コースを食べに行ってきた。
２４日に中華料理店をオープンさせる隊長の開店祝いを兼ねて。
ここはヌーベルシノワを謳ってるだけに、いわゆる中華とは違うアプローチに触れられるのではないかと、興味津々でね。
店内はこんなボックス席。
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いまではあまり使われていない、たしか作ってるとこが国内に一ヶ所、それも十三のすぐ近くの三津屋にしかないと言う薄い薄いグラスですよ。
こんなん見たの１５年ぶりくらいやわ。
もちろん、デリケートなので食洗機は使えない。
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まずは前菜。
牛タンのスモーク、うんめえなあ。
ほかも美味かったけど、そうめんかぼちゃの仲間みたいなのがまた絶品。
なにしろ、プロの中華コックの解説つきやから、わからんことなんかないもんね。
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スープはプルップルのフカひれがたっぷり。
途中でライムを搾ると、夏の味に大変身。
ほんのちょっとしたことでこんなに味が変わるって、おもいしろいねえ、料理は。
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アワビと野菜の炒め物。
プリプリこりこりのアワビと、ごぼうとうどの中間みたいな中華野菜がええ塩梅やわ。
しかし、やっぱり盛り付けもポーションもフレンチっぽいよね、ヌーベルシノワ。
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焼いた牛ヘレにいろいろかかってて、これがまた高い店の味。
ＸＯ醤ってのはこうやって使うのね。
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中華風フォンデュ、エビチリのあんみたいのに食材をトポッと浸けて食べると美味い。
ひとりづつになってるから、二度浸け三度浸けも思うがままやで。
途中で溶けるチーズを加えるとマイルドになって二度美味い．．．が、しかし。
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いやもう、これこれ、これですがな。
ご飯をもらって、よく混ぜたら底が焦げるまで放置。
生卵もらおかなとも思ったけど、これはこれで三度美味い。
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締めは五目冷麺、町の中華屋のは煮豚やけど、ここのはちゃんと焼豚が入ってるし、
プリップリの弾力ある麺でやっぱりホテルの味。
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中華のデザートと言えば定番はゴマ団子と杏仁豆腐やけど、ここはちょっとひねってくるんちゃうかというてたら、とぅるとぅるのマンゴープリン、抹茶蒸しパン、ゴマ豆腐みたいにゴマゴマしいゴマアイスがまとめてやってきた。
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かも最後まで上品な味わいで、とてもとても美味しゅうございました。
高級創作中華、なかなかできない体験をありがとさんです。
フレンチやイタリアンでも同じようなもんやけど、コースで食べるっちゅうとやっぱり２時間かかるのね、ぽてちん。