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2018年10月15日19:22

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熱海へ・・・

 昨日は熱海に行って来ました。
 知り合いからお誘いを受けたからです。
 熱海は、昨年3月に、ブルーノ・タウトが室内装飾を設計した家や
 MOA美術館を観るために行きましたので、
 どうしようかと思ったのですが、
 熱海の芸妓見番の予約に穴が開いたとの事でのお誘いだったので、行って来ました。
 前回は、青春18切符を使って片道約4時間かけて行きましたが、
 今回は、さすがに疲れるかと思い、往復新幹線にしました。

 熱海の芸妓見番での踊りについて、
 以前、ネット上での知り合いが書かれた日記を読んで、
 行ってみたいとは思ったのですが、
 中々一人では行きづらいなぁと思っていました。
 そんな事もあり、今回のお誘いを受けて、喜んで出掛けてしまった訳です。

 踊りは、「夢まちをどり 華の舞」と題して、
 見番の歌舞練場で、毎週土日、午前11時から30分ほど行われます。
 料金は一人1500円です。
 芸妓さんたちが2組に分かれていて、昨日は柳組の出番でした。
 歌舞練場に入ると、提灯が下がった舞台があり、良い雰囲気でした。
 案内の女性が手際よく席に案内してくれました。

 昨日は、踊りが始まる前に見習いの人なのでしょうか、2人の踊りもありました。
 綺麗な女性でしたが、やはり踊りはぎこちない感じがして、
 これから修行して上手になるのでしょうね。
 演目は、
 1 熱海ちょいきな節
 2 夕暮れ
 3 河太郎
 4 滝の白糸
 5 なすとかぼちゃ
 6 猫じゃ猫じゃ
 7 山中しぐれ
 8 三下り甚句 でした。
 全部で7人の芸妓さんと、唄が1人、三味線が2人、蔭囃子が1人でした。

 僕は、日本舞踊を舞台で観るのは初めてでしたが、
 情感たっぷりの踊りや、コミカルな踊りなど
 いずれも動きが滑らかで、良いなぁと見惚れていました。

 この内、「猫じゃ猫じゃ」は、「吾輩は猫である」の中で、
 猫の主人の所に来た年賀状に
 猫が「猫じゃ猫じゃ」を踊っている絵が描いてあったと出て来ます。
 明治時代には、だいぶ流行ったそうなので、漱石も見た事があるのかも知れません。
 その踊りが見られて良かったです。

 舞台で踊っている時の写真撮影は出来ませんでしたが、
 舞台が終わった後に、芸妓さんたちが客席に来られて、
 写真の撮影に応じたり、話をしたり出来る場がありました。
 間近に見ると、また親しみを感じますね。
 彼女たちの姿勢の良さを感じました。

 見番を出た後、近くの起雲閣に行きました。
 ここは昨年3月に行きました。
 下記のような所です。
 https://blogs.yahoo.co.jp/tennnennkozi/66217763.html

 起雲閣を出て、寿司屋さんに入りました。
 寿司屋も一人では、中々はいりづらいです。
 久しぶりに、回る寿司やタッチパネルの寿司ではない、寿司を食べられました。
 もちろん美味しかったです。

 JR熱海駅に戻り、バスでMOA美術館に行きました。
 今回は、「信長とクワトロ・ラガッツィ」と言う展覧会をやっていました。
 クワトロ・ラガッツィは、天正少年使節の事です。
 重要文化財の織田信長像や信長所縁の茶道具などが出ていました。
 特に、重要文化財になっている「聖フランシスコ・ザヴィエル像」は、
 教科書などにも出て来る有名な絵で、観たいと思って来ました。
 1920年(大正9年)に、現在の茨木市の民家から見つかったもので、
 作者は、「漁父環人」との署名があり、
 キリシタンの信徒だったのではないかとされています。
 とにかく見られて良かったです。

 作品を観た後、敷地内の茶店で、抹茶を飲みました。
 700円ほどしましたが、これも一人では飲まないですね。

 熱海から東京駅に戻って、駅の近くの居酒屋で飲んで来ました。
 帰りの新幹線で寝過ごしては大変だと思っていたのですが、
 大宮駅前後で意識が飛びました。
 しかし、小山駅の前で気が付き、無事に帰って来る事が出来ました。

 昨日撮った写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/list/2882708/9204672


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