何故人類は宇宙人を探すのか

エウロパという木星の惑星が以前から注目されているのは、
そこに生命が存在している可能性があるからだよね。

地球の外に生命体が居たところで
現状では、それが見つからないと深刻な問題になるわけじゃない。
でも、天動説が否定され、地球上の大地が
この世に存在する大地の全てじゃないとわかってから、
人類はずっと宇宙人を探しているような気がする。

もちろん、この地球が壊れて人類の移住先を探さなければならない・・・
なんてことになったら、それこそ必死で探索をするだろうけれど、
そうでなくても宇宙のどこか、地球以外の場所に生命があるかも知れないと、
ずっとむかしから探しているよね。

もしかすると、地球人はとても寂しがりやなのかもしれない。

たとえば、人類を滅ぼす規模の戦争が起こって
自分以外の人間が居なくなったり、
自分のまわりの人間だけしか居なくなったとしたら、
やっぱり、他に生きている人間がいるんじゃないかと
必死に探すんじゃないのかな？

この広い宇宙に、この星だけにしか生命が存在しないと考えることは、
何だか寂しいことだ。

それと、人間は重層社会を作る生き物だから、
地球外に知的生命体が存在していることが確定したら、
国という区分の上に地球という区分が出来上がるわけだから、
もっと、国家間や宗教間の争いが減るのかもしれない。

だってそうじゃない？
日本だって戦国の世には細かく国が分かれていたわけでしょ？
つまり、この星に干渉してくる他者が存在すれば、
もしかすると、人類は協力関係を強めるのかも知れないのだ。

それがどんなに原始的な、単純な構造の生物だったとしても、
もし、身近な惑星に生命が存在するとしたら、
あくまでも可能性の問題だけれど、
この宇宙のどこかに知的生命体が存在している希望が膨らむ。


NASA、木星の衛星エウロパの「驚くべき活動の証拠」について会見へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4208747